3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。これから実や種がなる時期なので、実や種が大好きな息子にと読んでやりましたが、あまり興味をしめしませんでした。というのは、種の一生というのでしょうか、そういうお話だからです。
ある花が種になり、一度に沢山の種を飛ばしました。その中で一番小さい種が主人公となり、兄弟の種と一緒に飛んでいく様子から、どうやって他の兄弟と別れたり、自分だけが最終的に残っていくかを語っていきます。そして、残った自分がどんなふうに成長して、さらに沢山の種を世に送り出すか・・・というお話なのです。
息子には、カールさんの絵があまり好きではないのか、興味を示しませんでした。その上、展開も少々遅いからか、集中が続きませんでした。息子にはカールさんの絵本がどれも合いません。こういう子もいるんだな、と思いました。