「ちらかしぼうや」 なかなかよいと思う みんなの声

ちらかしがちな我が家のちらかし魔に読んでみました。
このお話の子もタイトル通り、部屋を散らかしますが、父親の姿がとても愛情を感じられて良かったです。
私もいらっとする時がありますが、この絵本の父親のように大きく構えていけたらいいなーと思います。なかなかうまくいきませんが（笑）。
あせった時にこの絵本を思い出すようにしたいです。

「おやおや　あかちゃん」のセット本の1冊です。お父さんが息子のちらかしたおもちゃや本、食事を片付けながら息子に片付け方を教えていきます。聞いているのか聞いていないのか？息子はお父さんが片付けたそばから散らかして後を追います。
最後に振り返ったお父さんは片付けたそばから散らかされた有様を見て一言「いいともいいとも、また始めからやればいいさ」と言いながら息子を抱きしめます。とってもほのぼのとして、この親子がとても愛し合っている仕草がわかる表情とストーリーになっています。
登場している男の子が息子にそっくりでなおさら感情移入してしまいました。お片づけを最近手伝うようになってきて、私も絵本を利用してお片づけ方法を教えています。私の時はちらかしません。
でもいなくなるとちらかします。私もいいよ、また片付けようって言います。

お父さんが、まだ１歳になるかならないかの息子の散らかしぶりに翻弄される内容でした。
最初は一生懸命片付け方を教えながら片づけてやるのですが、最後の方はちょっとやり方を変えたようです。

「ぼうや」である１０か月くらいの男の子の無邪気な散らかしぶりが楽しいですし、お父さんがぼうやの散らかすそばから一生懸命片付けていく様はなかなか楽しいです。

手のひらサイズでいかにも小さい子向きの作りをしていますが、これはもしやこのくらいの幼児の怪獣時代のお子さんをお持ちのお父さんやお母さんにお薦めしたくなりました。

２歳４カ月の息子と読みました。
ちらかっている部屋を片付けていくお父さん。
その横で、片づけたものをまた散らかしていく赤ちゃん。
あるある！と思いながら読んでいくと、最後は我が家と大違い。
絵本の中のお父さんは、散らかした赤ちゃんに小言も言わずに
「またはじめからすればいいさ」と。
真似したいけれど、出来ないな〜
でも、赤ちゃんってこんなものだよ、そう怒らなくても　と私に語りかけてくれている気がしました。
片づけているのがお母さんでなく、お父さんというのもいいなと思います。

表紙の主人公が娘に似ているので親近感が湧き、この絵本を選びました。主人公のお父さんが優しさに溢れていて素敵だなと思いました。愛情に溢れる行動がキラキラと輝いていて感動しました。さすがお父さんだな！と思いました。こんなお父さんを持っている主人公は幸せ者だと思いました。主人公が娘の行動にそっくりなので娘も興味を持って聞く事が出来たのが良かったです。

タイトルどおり、こどもが部屋中を散らかしていくお話です。
パパが片付ける後ろで、今片付けたものを出して散らかしていきます。
でも、パパは呆れながらも、「もういちどさいしょからはじめるさ」と怒らないのです。

正直この絵本には感情移入できませんが、このパパの余裕が羨ましくなりました。
どうしてこんなに寛大なの？
きっと他の家事は奥さんがやってるからなのね。
パパは普段は片付けないから、たまにするとこんなに優しいのね。

毎日これだと、とてもこんなに優しくできませんから、いろいろ想像してしまいました。
そして、こんな風に片付けてくれるパパがいる絵本が羨まくなりました。

坊やの最後の表情。
絶対ちらかし癖は治りません！

こどもに読んだところ、散らかす様をとても楽しそうにみていました。
片付ける親の大変さを分かるようになるまで、あまり見せたくないと思いました。