「いまがいい」 なかなかよいと思う みんなの声

親子のあるあるを描いた『しってるよ』が印象的だったので、
こちらも、あ、続編だ、とピン！ときました。
前回はお兄ちゃん編でしたが、今回は下の子妹編です。
主人公は何でもしてみたい年頃。
でも、お母さんもお父さんも、「こんど」「あとで」「おおきくなったら」「おとなになったら」と
後回しに。
もちろん、大人にも言い分はあるのですが、
やっぱり「いま」やりたい主人公。
ここで、お父さんが機転を利かせるのが素敵です。
ほうら、なかなかいい塩梅の展開に。
後ろの見返しには、サブストーリー。
ちゃんと寄り添っているお父さん、お母さんの姿にほっこりです。

何でも”いまがいい”とやりたいことを訴えるブタの子のお話です。

お母さんもお父さんも「今度ね」「大きくなったらね」等と後回しにする回答ばかりです。
子どもにとって”やってみたい”を実現させてあげることは、とても大切なことだなと改めて実感しました。
お父さんの機転の良さも、最後の「タダがいい」という大人なりのワガママも面白いと思いました。

何でもやりたがる子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆