タイトルを見てすぐに「上野動物園」のパロディ的な絵本なんだなと気づきました。でも直接上野動物園にかかわるお話ではなくて、中身はひたすらダジャレのオンパレード(笑)。
イラストもおもしろく、ひとつひとつ子どもと一緒に読んで楽しみました。…が、けっこう長いので5歳の娘が最後の方は飽きてしまっていたのが残念でした。もう少しストーリー性があったりすれば違うのかな〜と思います。
私個人としては、あきびんごさんの上野動物園に対する思い入れをひしひしと感じ、動物たちへの優しい目線を感じました。東京芸大卒ということを知って納得です。おそらく身近な存在であったものをこんなふうに絵本にしたことで、たくさんの思い出も一緒に詰め込まれたんだろうなとしみじみと思いました。