「ドラキュラーってこわいの？」 なかなかよいと思う みんなの声

せなさんの描くドラキュラは、映画に登場するようなドラキュラ伯爵なのに、案内役がいつもよく登場するウサギのキャラクターなので、なんだかかわいらしい雰囲気の絵本に仕上がっていました。

どちらかというと、ドラキュラ伯爵×鬼の子たちという感じです。
言葉遊び絵本みたいにもなってしまっていて、もう、何でもあり的で面白かったです。
テンポがいいので、声に出して読んだ方が面白そうです。
4，5歳児から小学校の低学年くらいにいかがでしょうか。

うさぎたちの元に現れたドラキュラー。
運よく、ワインを血と間違えて飲んで、眠ってくれました。
うさぎたちの機転の利くこと！
さすがのドラキュラーも、かみなりちゃん達には敵いませんでした。
これで、ドラキュラーに遭遇しても大丈夫！？（笑）

読んでいて子供はケラケラ笑っていました。とても面白かったそうです。でも、なんだかドラキュラーが不憫ですねー。前作より不憫度が増しています、笑。可哀想です。でも笑ってしまうんですけども。やっぱり面白いです。

『ドラキュラーだぞ』の続刊です。
前作で、ワインを血と間違えて飲んで寝てしまったドラキュラーが
大きな風船で飛ばされて行き着いた先は雲の上！
かみなりの子の血を吸おうとしますが、逆におへそを取られてしまうお話です。
前作を知らなくても楽しめる内容ですが、
知っていると面白さ倍増です♪
今回もいいとこなしのドラキュラでしたね（笑）。

瓶の中のドラキュラだけ、鉛筆で描かれているのが印象的でした。
せなさんといえば、貼り絵ですものね（＾＾）。

おへそを取られたドラキュラが泣いているシーンに３歳の娘も笑っていました。
それにしても“ド”がつくから、
きっとこのおじさんもおいしいぞ！なんて、愉快な発想（笑）。

このドラキュラは、ちっともこわくありませんでした（笑）。
怖いのがあまり好きでない子でも、この本なら楽しく読めそうですよ（＾＾）♪

みんな興味があるドラキュラ。
怖いけど、なんだか目が離せないキャラですよね。
そんなドラキュラがかみなりのこどもに出会って、ひどい目にあってしまう・・・
あまりにもありえない設定に思わず笑ってしまいます。
こどももニンマリ。
せなけいこさんのお話は、これだからやめられません。

ドラキュラーとかみなりちゃんが出会って･･･。
洋風なドラキュラーと日本風のかみなりちゃんが出会うなんて瀬名さんらしいです！
ドラキュラーを知らないかみなりちゃんたちは、怖がることなくおへそを取ってしまいます。そのおへその大きいこと！「梅干みたい！」と子ども達は大喜びです。
へそを取られて泣いているドラキュラー･･・その後はどうなったのかな？ちょっと心配です。

『ドラキュラーだぞ』の続刊。
前作でワイン瓶に閉じ込められたドラキュラー。
うさぎ兄弟の手によって風船をつけられて空へ。
「どうなっちゃうんだろう？」
「ドラキュラー帰ってこれないじゃない。」とドキドキになった娘。
強いドラキュラーが雲の上で威張っている・・・と思ったら、
「えっ？」一難さってまた一難。
ここでも鬼の子達にやられっぱなし。
強いと思っていたドラキュラーのイメージとのギャップがおもしろい。
せなけいこさんの手にかかると、怖いものもかわいくなっちゃう？