5歳の娘もかみなり嫌い、このお話では娘のイメージするおにの格好のかみなりさんではないかみなりのイメージが面白かったようです。
かいじゅうデニスはかみなりぐもを退治しようと、うさぎおかのてっぺんで「ガンガンガン、カンカンカン。」と雷に対抗して大きな音を鳴らします。
地面の下では、デニスの鳴らす音にこうさぎが怖がって泣き出します。
「あれは ただの かみなりよ。しんぱい しないで ねむりなさい。なべを もった かいじゅうが あばれているわけ ないでしょう。」
とかあさんうさぎ。
二人はその目で確かめてみることに…穴から出た途端目の前には鍋を持ったデニスが…
この最後の場面には台詞がなく、びっくりした様子のうさぎ親子が描かれています。子どもたちと「この後どうなったと思う?」と続きを想像して楽しむことも出来ました。
梅雨のこの時期、一風変わった雷のお話もよいのではないでしょうか。