ダジャレが好きな息子が、タイトルを見て図書館で借りてきた本です。
まるで「じゅげむ」のようにながーーーい本名を持つ通称ダリ博士。
いいかげんででたらめで貧乏な発明家。でも人は悪くない。
ある日、宇宙からすごいニュースが飛び込んできます。
独裁者の大統領の無理難題に答えられるのは、ダリ博士なのか!?
徹頭徹尾、ダジャレで埋め尽くされている感があるこのお話。
登場人物が全員、普通にセリフを言わずにダジャレ(というのかなんというのか)をからめるんですよね。
なので、せっかくのストーリーがちょっとわかりにくくなっている部分も否めないなぁ、と正直思いました。
息子は、あんまりよく理解できなかったダジャレの部分はスルーして、自分に理解できるところだけ面白がって読んでいたので、それはそれで楽しめたのかな?
オチは意表をつかれました。
絶対無理と思われた使命を達成した宇宙飛行士の正体・・・
そうきたか!!
挿絵の工藤ノリコさんの絵がとても楽しいです。
お話にもぴったりハマッていました。