絵本ナビで皆さんのレビューを見てずっと気になっていました。読んでみて納得。あらしのよるに壊れかけた小さな小屋で出会ったヤギとオオカミ。。うまくお互いが天敵同士であることに気づかないやりとりが本当におもしろかったです。
ぴかっ といなずまの光で小屋が明るくなるシーンではドキドキしました。すごく上手に描き表しているな。。と思わずにいられない光加減も見ものです。
レビューを読み、この後のストーリーはなんとなくわかっているけれど「続きが読みたい!」と思わせるきむらゆういちさんのすごさにも驚かされます。最初読んだ時は、「ここで終わり?」とページが破れているんじゃないかと丹念に調べたりもしました。。(図書館でも人気らしく、ものすごくぼろぼろになっているのです。)
きむらさんの文とあべさんの絵。ふたつが一緒になって2倍ではなく、10倍以上の素晴らしい絵本ができるのですね。このシリーズは全部読みたいと思います。息子にはまだ早いけれどもう少し大きくなったら絶対に一緒に読みたい!そんな楽しみもできました。