ゆうかんなアイリーンなかなかよいと思う みんなの声

ゆうかんなアイリーン 作:ウィリアム・スタイグ
訳:おがわ えつこ
出版社:らんか社
税込価格:\1,760
発行日:1998年
ISBN:9784915632327
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,295
みんなの声 総数 29
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  • 吹雪の中

    吹雪の中で、おつかいを頑張るアイリーン。
    そんなにも頑張れるのは、お母さんのためと思っているからなのでしょう。
    描かれているのは、吹雪とアイリーン、ただそれだけ。
    ですが、母親心にせまるドラマを感じました。

    投稿日:2012/10/02

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  • 吹雪の中を突き進むアイリーンから目が離せません

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子6歳

    アイリーンは、しっかり者の女の子。
    ある雪の日、病気のお母さんの代わりに、お母さんが縫い上げたドレスの届けに出かけます。
    けれど・・・

    次々とアイリーンを襲う災難に、途中で読むのがつらいほどでしたが、
    逆境に負けじと、吹雪の中を突き進むアイリーンから、もう目が離せませんでした。
    ドレスが見つかったときには、息子は心底ホッとした様子で息をつき、
    私の方も、アイリーンの言葉を読むとき、うっかり泣いてしまいそうでした。

    自分が大好きな人がいて、またその人が自分を大好きでいてくれるという、
    絶対的な信頼感みたいなものが、
    小さな女の子に、こんな強さを与えてくれるのですね。
    また、最後の一文が極上で親子でニコッ。
    「ウチだって、そうだよ。」

    母としては、つい
    「お母さん、こんないい子を吹雪の夜に出しちゃだめでしょ」
    と思ってしまうのですが、
    それを差し引いても、冬にぴったりの読み応えのある作品で、
    小学生位のお子さんやお母さんにおすすめです。

    投稿日:2012/03/07

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  • しっかり者の女の子。

    • JOYさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳

     大雪の中を、病気のお母さんのためにおつかいを引き受けるアイリーン。お茶とかぜぐすりをお母さんに飲ませてあげて、手際よく出かける準備をする描写に、よくいるしっかりものの女の子が重なります。

     しかし、ここからが物語。大人でも吹き飛ばされそうな猛吹雪の中、勇気をふりしぼってお屋敷に向かうアイリーンには、思わず声援を送りたくなります。次々におとずれるハプニングの中、勇気を失わなかったのは、おかあさんの助けにならなくては!と言う使命感と、おかあさんへの愛情です。この辺りの描写は、呼んでいる私の方がぐっときてしまったかもしれません。

     最後のページのアイリーンの誇らしげな顔が印象的です。「モチモチの木」のようなお話でもありますが、「おくびょう豆太」に比べるとずいぶんしっかりしています。いざというときは女の子の方が度胸がすわっている、というのは世界共通なのかもしれませんね。

    投稿日:2010/06/05

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  • 優しくて強いアイリーン。

    降り続く雪が憎らしく感じるほど
    アイリーンは頑張って進んでいきます。
    その様子で彼女がどんなにお母さんを好きか
    仕事を誇りに思っているかが伝わってきます。
    ラストの一文がとても心に沁みます。
    子どもとこんな信頼関係を築いていきたいです。

    投稿日:2009/09/25

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  • 良いおはなし

    • イザリウオさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    ウィリアム・スタイグ、「ロバのシルベスターとまほうのこいし」が家の本棚に入って以来、好んで読むようになりました。
    ロバのシルベスターのお話もそうでしたが、このおはなしも家族愛というか、お母さんを思う優しい心がアイリーンを勇敢にしたのです。
    余計な文はなく、シンプルに読めてハッピーエンド。
    子供も自分の事のように身近に想像できそうなおはなしで、とてもよく聞いていました。

    投稿日:2009/02/13

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  • 吹雪の中を

    女の子が吹雪の中を大きな荷物を届けに行くお話しです。女の子の表情がとてもリアルです。私もこのような吹雪の中を歩いたことがあるのでよくわかります。顔がゆがんでしまうほど冷たく、立っていられないほどの向かい風、不気味な音のなかをゆうかんにすすむ女の子に「気をつけて」「がんばって」と声をかけながら読んでいきました。途中、くたびれて座り込んでしまう女の子の様子にこちらも力が抜けていくようでした。大変なことをやりとげたあとは、いろいろな人がほめてくれるけど、おかあさんにほめてもらえるのが一番うれしいことです。最後のページ、女の子の充実した顔をみるとうれしくなります。私は、外がふぶいているとすぐ車で出かけてしまいますが、時には吹雪きの中を歩いてみるのも、子供にはいい経験になるのかなと思いました。

    投稿日:2007/01/31

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