夏休みが終わって、息子が国語の教科書の下巻を貰って帰ってきました。
それから何日かして、「おかあさん、国語の教科書にね、『だってだってのおばあさ
ん』って言う話がのっていてるんだよ。」と、2・3日同じことを言うので、よほど
印象に残ったのかな?と思って、題名だけは聞いたことがあったのですが図書館
で見かけたので、借りて帰ってきました。
なるほど、初っ端の本文一ページ目から、文も絵もすごく先を知りたくなる魅力のある
描き方で、玄関のそばにいつもおいてある釣りざおと小さな長靴は、一体誰のなのだろ
う?と、とても気になり既に話にのめりこんでいました。
そして、98歳というものすごく高齢なおばあさんの登場がど肝を抜きました。
しかも、その相棒がネコとは!
ひょんなことから、5歳になったおばあさんがとても可愛らしいです。実際にこんな
おばあさんがいたら、すごいんですけれどね....
おばあさんとネコの会話がまるで、息子と私の母のような感じがするのも、とても
共感しました。是非、母にも98、99歳まで生きて欲しいし、私もおばあさんになる
のなら、だってだっての5歳のおばあさんみたいに、はつらつでいたいなと思いました。
そして、まったく話がそれますが、ネコが大泣きしている絵が、まるでウチの息子が
大泣きしている顔そっくりなところが、ひそかに気にいっています。
おばあさんとネコの会話が面白くて、小学校の教科書に載るのが頷けます。
是非、読んでみてください。お薦めです。