4歳7か月の息子と読みました。
初めてバスに乗る子供のドキドキ感が、とても伝わってくる絵本です。
そのドキドキは人間の子供だけでなくパンや恐竜、お化けの子供も同じ、さらにそのみんなを乗せているバスの子供も同じ。
乗る方も乗せる方も、初めてのときはドキドキして、まわりなんて中々目に入らないよね…、と微笑ましく思えます。
息子はまだ小さいですが、そのうち自分ひとりでバスに乗る時もくるでしょう。その時きっと、彼もかんたろうと同じような気持ちで目的地まで乗って行くんだろうな、と、少し未来へ思いを馳せた母でした。
ちなみに息子の反応。
バスも好きですが、電車大好きな彼は、ところどころに出てくる新幹線やらパンでできた電車(新幹線が変身!?)やらを見つけては「電車だ!」と喜んでいました(^_^;)。
もちろん、お話にも興味は持ち、何度もリクエストしてきましたが。
あと、バスたろうのお母さんがバスたろうに「あやまりなさい」と言うのをみて、「なんで『あやまりなさい』なの?」と、親としてはなぜそこでひっかかる?というようなところにひっかかって何度も聞いてきたり、最後のページでバスたろうのお母さんの上にバスたろう、その上にかんたろうが乗っているのを見て、「バスの上にバスが乗ってる。なんで?」と少々不思議に思った様子だったり、意外な反応も見られて「う〜ん、そうくるか」と思った絵本でした。