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宮沢賢治自身をもっと知りたいと 思いました。 作者が書いた絵本で注文の多い料理店以外は 評価されたのは彼の死後だったと思います。 肉親の死 理想の世界を求めて生活するものの 貧困、非難の目 または彼がもっている宗教観 よだかイコール彼自身だったのでしょうか。 この絵本を考えるにはもっともっと宮沢賢治文庫を 読まなくては思いました。 唯一つ静かな気持ちになったのは 「青」という カラーが最後によだかに使われていたこと。 同系のかわせみ以外にごみ、くず、無色で存在自体がないような扱いを 受けてきて、打ちのめされているように書かれている よだかに 最後「青」というカラー、存在が記されていて 何か心に残るものを感じました。 究極の境地で死を選ぶものの心境は・・・ 私にはわかりませんが どのような理由があっても 肯定してはいけないと言うことが前提で、 きっと宮沢賢治さんも ファンタジーなので昇華、 表現したかなと思いました。
投稿日:2009/12/08
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