童心社のファーストブックシリーズである、とことこ絵本の1冊。
今、19冊が刊行されています。
主人公は、こだぬきのおーた。
表紙の絵からして、惹かれます。
物語は、パパがおーたに
「おーた、すもうを とるかい」と言うシーンで始まります。
とっても良い題材ですよね。
すもうは、今は八百長問題もあり人気に陰りも見えますが、何と言っても日本の国技。
我が身を振り返ると、息子達をすもうをとったことはありませんが、この絵本を読んで後悔しました。
すもって、パパの子供とのスキンシップにおいて、とても有効なものではないでしょうか?
何の道具も無く出来るのが良いです。
スペースがあれば出来るのですから。
そんなすもうを題材に、パパとおーたのすもうのやり取りの話ですが、何とも言えず、心暖まるお話です。
絵のバランスも良く、その表情もたまりません。
この絵本は是非パパに読み聞かせして欲しいし、実際にすもうをとって頂きたいと思います。
2歳位に、オススメです。