「はなげばあちゃん」 なかなかよいと思う みんなの声

ばあちゃんもすごいけど、そもそも鼻毛自体がすごいです。強度が抜群で、これをイタズラではなくて、いいように使えばすごいものが作れるのでは？と思ってしまいました。関西弁の絵本は子供たちも好きで、こちらも楽しく読めました。

衝撃的なタイトルと絵に魅かれて、借りてきました。

１０歳８歳の娘たちと読みましたが、はなげという言葉に大笑いでした。連呼していました（笑）とても便利な鼻毛（笑）

おばあさんが最後にしてあげたことにはびっくりしました。

小学生低学年の子は特に男の子は、読み聞かせで大笑いしそうな絵本です。

はなげばあちゃん？
なんと　おばあちゃんの鼻から　はなげがでていて　このはなげ　なかなかおもしろいんです
はなげばあちゃも　お見舞いに来てもらえる　友達がいたんですね

はなげばあちゃんの編んだ　鼻毛ハンモックはみんな気持ちよさそうにしてる
関西弁で　　大阪のおばちゃんふうかな？

「このあたしがええことなんかしたらな、　地球滅亡やで」

オチは笑えるところです

ほな　さいなら

7歳の息子と読みました。

はなげの長いイジワルなばあちゃんが主人公という設定と、
美術館に飾られていそうなとっても個性的な絵と、
ガンガンと遠慮なしに進んでいくテンポ。
全てが奇抜すぎて、
穏やかな日常を送る息子にはついていけなかった様子でした。

読んでる途中、3歳の娘もすりよってきましたが、
彼女の方は絵を楽しんでいた様子。
基本的に鼻毛の長いばあちゃんが常に映ってるので、
美しい絵とは言いがたいけど、
いろいろな色がこれでもか！これでもか！というくらい、
ふんだんに使われていて、
娘は見入っていたようでした。

思ったほどウケなくて残念でしたが、
ばあちゃん以外の絵はとっても素敵でした。

関西弁口調で軽快にお話がすすみます。でてくるおばあちゃんは、鼻毛でいろんなことをしてくれて、それがおどろくことばかりでびっくり。でも、あまりにそれが続くので、読んでいてだんだん慣れてくる自分に笑ってしまいました。
これだけ豪快で明るいおばあちゃんがいたら、世の中ぱあーっと明るくなるんだろうなあ。でも、これに似たおばちゃんは、関西にいるんじゃないかなあと、ちょっと関西まで足を運んでみたくなりました。
読むと、心にある悩みがちっぽけに見えて、アハハって笑いとばしたくなるような、そんな絵本だと思います。