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かりのけいこをするライオンのこどもたちの様子が描かれた絵本。 百獣の王ライオンと言われるけれども、あっさり獲物がとれるわけではなく、けっこう思うようにいかないことも多く、たいへんだなと思いました。 狩られるほうも命がかかっていますしね。
投稿日:2017/03/14
少し地味な仕上がりですが、学ぶところの多い絵本です。 若いライオンの狩りのけいこ。 今度はお母さんライオンと一緒です。 イボイノシシだとか毒ヘビだとか様々な動物と出会いながら、経験を通していろんなことを学んでいきます。 そして、いかにライオンといえども万能ではないということも。 動物の母親は身を挺して子どもを守る。その強さはとても計り知れないことも。 数々の危険をおかして狩りを覚えていくのですね。 ゾウと違ってライオンは家族で行動するのでした。そして、母親の役割、父親の家長としての役割。 人間に照らしてはいけないけれど、家父長制度のような構図。 野生の厳しさも感じました。
投稿日:2010/03/03
迫力ある絵にひかれて読み聞かせましたが・・4歳の息子にはまず「かり(狩り)」の説明から。 動物って絵本の中では主人公で可愛い存在が多く、動物園では異種が一緒にいることもなく、なかなか何かを獲物として追うという状況は理解しづらかったようです。年齢からいってそれほど残酷性を伝える必要もないと思い、できるだけやんわり説明しました。 人間とはまた違いますが、子育てという意味では考えさせられるところもありました。
投稿日:2008/04/14
動物にとってのかりはとても重要です。いつも恐竜本から、かりの様子をしってきた我が子は、今度は動物の世界へ。いくどとなく失敗しながらも、ついに獲物にありつけることになります。 しかしながら、我が息子は、どこをみているのか?狙われたイボイノシシの子どもと、一生懸命ライオンから逃れてきた我が子を守るイボイノシシのお母さん。そしてヌーの集団と獲物となってしまったヌーの様子を話を聴きながら、疑問を解いていました。子どもにとって、強い動物につかまっていく過程は、結構、興味深いもののようです。 狩の様子を詳しくかかれていますが、逃げていく小さいヌーの様子が絵本の中になかったのが少し疑問だったらしいです。 本当に子どもっていろんなところをみて、いろんなことを考えているんですね。
投稿日:2007/09/05
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