「かちかちやま」 なかなかよいと思う みんなの声

ちょっと長いかなと初めは思いましたが、2歳の娘でも、最後まで、聞ける長さなようです。かちかちやまって久しぶりによんだけど、こんな話だったかな？本によって色々違うのかもしれませんね。うさぎがおじいさんのかたきをとるのですが、なかなかたぬきもマヌケですね。笑。うさぎの作成にひっかかりすぎです。でも娘と一緒に楽しんで読めました。

　昔ばなしのかちかち山は、なんど読んでもおもしろいなと思います。けらけら笑えるおもしろさ、とはちょっとちがいますが、奥深さを感じます。
　悪いたぬきと、知恵のあるうさぎの表情がいいですね。いもとさんの絵は今にも動きだしそう。たぬきとうさぎの会話も、結末がわかっていても楽しめます。

　「かやを背負う」ってどんな感じなんでしょう。一度、体験してみたいなと思いました。

４歳になった長女、日本の名作を読んであげたいと思い、いもとようこさんの絵が可愛いので、
こちらを選んで借りてきました。

私も「かちかちやま」の内容をちゃんと覚えてなかったのですが、こんな残酷な場面もあったんだ
というのが正直な感想です。可愛い絵だからこそそう思うのかな。

でも、ちゃんとうさぎがたぬきをやっつけてくれるので、救いようがありましたが。
何か悪いことをすると、必ず自分に返ってくるとわかってくれたと思います。

悪いことをしたらこうなるというお話なので、五歳の娘は怖がってしまいました。昔のお話は名作が多いかもしれませんが、すこし残酷です。娘はたぬきさんかわいそうと泣いていたので、すこし早かったかもしれません

いもとさんのむかしばなしシリーズは、子供が手にとりやすいのでよく読ませて頂いてます。

もっと古いタッチや言葉使いの昔話の方が、雰囲気もばっちりなのですが、どうも入門編にはこちらの方が聴きやすいみたいで（笑）

悪いたぬきの表情もさながら、私は、しかえしするウサギの表情にとても惹かれました。強い意志のようなものを感じます。
かちかちやまも、たぬきがおばあさんを叩いて死なせてしまう怖い場面がありますが、昔話のそういった部分も上手に隠さず描かれていてよかったかな？と思います。避けてしまいがちな昔話も、よみやすいところからでも親しんでいきたいので、いもとさんシリーズはとてもお勧めです。