「だんごむしうみへいく」 なかなかよいと思う みんなの声

海なし県に住んでいるため、あまり海を身近に感じられない我が子たち。ダンゴムシの仲間が海にいる、と言われてもやはりピンときません。私自身は比較的海に近い場所で育ったので、フナムシが登場したときにはゾワっとする感覚に襲われました。
ダンゴムシが無事に仲間と出会えたのはよかったのですが、またもとのところに帰るのでしょうか？？

虫好きな子にいいかなーと思い、読んでみました。
だんごむしだけでなく、いろいろな生き物が出てくるのですが、しっかりそれらに反応していました。
だんごむしって海にいるの？と思ったのですが、だんごむしそのものではなくて、なかまなんですねー。

だんごむしが『だんごむしのなかま』という本をみて、海に棲むじぶん達のなかまに会いに行くというお話です。
ちいさなちいさなだんごむしなので、やはりそれなりに厳しい旅になりますが、ピンチあり、笑いありで、なかなか楽しかったです。
それにしても…海に棲むなかまって、アレのことだったんですね！
そういわれれば…
なぜ今まで気づかなかったんだろうな〜って思いました！

だんごむしそらをとぶ　がとても面白かったので、続シリーズのこちらの絵本も図書館で借りてみました。

今回は海に冒険の旅に出かけました。海にも虫の仲間がいるんだねと関心しながら読み進めていくと、あるページがとてもリアルな絵で、
ちょっと気持ち悪かったです。
身近で大好きなだんご虫の絵だったのですが、娘までも、これは気持ち悪いね。。。とさっとページを変えてしまいました。

かなりリアルに描かれているので、虫が好きな子には喜んでもらえる絵本だと思います。

表紙から、リアルなだんごむしにちょっとひいてしまう私でしたが、内容が気になって選びました。リアルな絵に身震いしてしまう場面もありました。岩の上に２ページにも渡るフナムシに思わず、「ギョッ！！」は、ピッタリの形容詞だと思いました。だんごむしがやっと仲間にあえて感激する場面なのですが・・・・・・・・
やっぱり、絵がリアル過ぎて苦手な私のようです。死んだと思っていたかたつむりさんが暢気によく寝ていただけだって、物語としてはドキドキして面白いし、海の中は綺麗に描かれています。

今回のだんごむしくんは
かたつむりくんと一緒に海を目指して旅をします。

他の仲間の虫達の協力も得て、川をくだる船を作り、
さあ出発！

でも途中で転覆してしまい、
泳げないかたつむりくんがおぼれてしまいます！

死んじゃった！と思い、お墓までつくりかけるだんごむしくん。
でもお昼ねしてただけだったみたいです（笑）。

絵本の中には自然がいっぱい！
かたつむりやてんとう虫
カケスやマス、カワセミやカモメ、フナムシにヘラムシまで！
川に生息する虫達の様子がとってもリアルに描かれています。
夏休みに川や海に探検に出かけた気分になれるので、
虫好きの男の子には必見の絵本だと思います。

空を飛んだダンゴムシが今度は舟に乗って海へ冒険へ行きます
うみにダンゴムシの仲間がいるって・・・・？
今回はカタツムリが仲間として動向しますが、途中大変な目にあってしまいます

いつもながらリアルな描き方はさすがに自然科学絵本作家さんです
フナムシの大群には私もギョッとしました！

だんごむしが、海にも自分達の仲間が居ると知って旅に出ます。
滝から落ちたり、水の中に入ってしまったり冒険しているシーンが楽しかったです。
海の岩の場所に良くいる、あの虫が仲間だった何て、知りませんでした。

皆さんは知っていましたか？
だんごむしは少しの間なら、水の中も大丈夫のようです。
だんごむしの祖先は海の中からやってきたんですって！
絵が少し虫が苦手な人には気持ち悪く感じるかも知れませんが、身近なだんごむしについて知ることが出来ますよ。

ちょっと4歳の子供にはまだはやかったようです。前作のだんごむしそらをとぶは娘に好評だったのでこの本も読んでみましたが、だんごむしが甲殻類でふなむしとか子供が今まで見たことも聞いたこともないむしがでてきたのであまり身近に感じれなく、前作よりも興味がわかなかったようです。

だんご虫が、仲良しの虫たちと一緒に海へ旅する冒険絵本です。
前作は、空を飛んで、自分の夢を叶えたわけですが、夢は、とどまるところを知らず、今度は、海となったようです。
とにかく、すごく小さな虫の世界を見事に写実的に描ききっているのが、最大の魅力です。これには、子供たちも、文句なく大満足です。
ただ、欲を言えば、もっと読み聞かせしやすい文章体にしていただきたかったです。見応えたっぷりの絵も、ロマン溢れる冒険ストーリーも素敵なので、みんなに読んであげたくなるのですよね。
でも、だんご虫が、ちょっとの間なら水の中でも平気だということは、新しい発見でした。だんご虫以外にも、いろいろな虫などが登場して、小さな生物に対する好奇心を余計にそそられます。