絵が可愛い「リサとガスパール」シリーズですが
二人の出会いが気になっていたので、この絵本を借りてみました。
ガスパールの立場から書かれているのですが、自分の方が前からいてるのに
転校生が「自分にそっくり」と言われるのがどうも面白くない。
おまけに、「ゴキブリみたい」と友達に言われるし。
ついに、リサと取っ組み合いのけんかになるのですが
「チャイムさえならなかったら ぼくは リサを こてんぱんに
やっつけたやったのに!」とつぶやくガスパール。
でも、どう見てもリサの方が優勢だったので笑えました。
仲良くなるきっかけって色々あると思うのですが
相手の事を認めるっていうのもその一つですね。
私的には「これでいいのか?」と思う部分もあるのですが
それがフランスの感性なのかしら?