「いちにちごっこ」 なかなかよいと思う みんなの声

友達がその日はなぜかいなくて一人でさみしく「◎◎ごっこ」で遊ぶ主人公。帰宅するとみんなが待ってて誕生会でした！寂しかった一日が、一瞬で楽しいパーティになる瞬間がよく描かれています。娘も楽しく読んでいました。なかなか良くて、おすすめ。

図書館でかりて、パパに読んでもらっていました。
パパの大げさな読み方にもはまって、ケラケラずっと笑ってました。
『ぼく』の表情がとても豊かで面白かったのだと思います。

子どもの目線で『ごっこあそび』がリアルに描かれていて、
確かに、こんな子いるな〜と思って見ました。

最後のオチが素敵でちょっと感動的です。

天気が良いから公園に友達と遊ぼうと思ってやって来たやすお君ですが、誰もいません。
仕方がないので、一人でごっこ遊びを始めます。

いろいろやってみるのですが、やっぱり楽しくありません。
そして、がっかりして家に帰ったら凄いサプライズが・・・というお話です。

何と言っても、１人で遊びまわるやすおくんの表情が最高ですね。
本当に、こんな遊びをするなんて、あきやまさんならではの発想だと思います。

友達って良いなということを、改めて考えさせてくれる一冊です。

公園へ行ったけど誰もいなかったから
１人でごっご遊びをすることにした　やすおくん。
これを題材にするなんて・・・
あきやまさんらしいというか、普通の人は考えませよね。
また、このごっご遊びがハードだったり、奇抜で笑いを誘います。
男の子の表情も楽しめますが、
読んでいるうちにいつのまにか男の子のキモチにのっかってしまいます。
男の子と同じキモチになり、さみしいからハッピーへ。
このキモチの変化は楽しいです。

色鮮やかな表紙に、思わず元気がわいてきて、読んでみたくなりました。やすおくんがひとりぼっちで、ごっこ遊びを楽しんでいく話かなあと思っていたら、最後にあっと驚く出来事が・・・・ひとりぼっちでも楽しめるけど、やっぱり友だちっていいなあと思える、そんな絵本ですよ。明るい色づかいは、読んでいるだけで心が温かくなります。読んでみて下さい。