「ブルンミのたんじょうび」 なかなかよいと思う みんなの声

親の私が我慢できなかったので
子どもが小さいころから
誕生日が近くなると
子どもに教えていましたが、
こんなふうに「ひみつ」と、
サプライズにしてあげてもよかったかもしれませんね。

色遣いや絵がどれもすてきで、
絵だけでも楽しめます。

お誕生日を3日後にひかえたタイミングで読みました。題名に「たんじょうび」とあったので、ひ・み・つという言葉が出るたびに、「おたんじょうび？おたんじょうび？」とウキウキしながら聞いていました。お誕生日前にぴったりの絵本だと思います。

作者のマレーク・ベロニカさんがハンガリーの方とうこともあって、登場人物の名前やちょっとした色使いが新鮮で、絵本としてはもちろん、玄関先や子供部屋のインテリアとして、リビングルームの机の上に置いてあるだけでも雰囲気が明るくなるような気がしています。
イラストがかわいくて選びましたが、もちろん絵本の内容も気に入っています☆

アンニパンニがブルンミにひみつを持っている！？
アンニパンニは殊更ブルンミにかくしてサプライズを計画しているわけでもないのでしょう。目の前でばんばんブルンミのお誕生日のお祝いの準備をしています。
…ブルンミ、気づこうよ！
アンニパンニもブルンミが主役なのだし、素直に誕生日を祝ってあげればいいのにとちょっと思ってしまいました。

４歳の娘が可愛い絵と主人公達にすっかりはまってしまっているこのシリーズ。

今回はブルンミのお誕生日のために，アンニパンニが「ひみつ！」と言いながら用意をしていくお話です。
何を聞いても「ひみつ！」と言われてしまうブルンミ。
「ひみつ！」って結構キツい返答で寂しくなりますよね。その気持ちがブルンミの表情によく現れていました。
アンニパンニの洋服が，黄色いワンピース／赤いワンピースと，今回は女の子さ満載で可愛かったです！
赤い車をプレゼントされたブルンミの姿も嬉しそうで何とも可愛かったです！
お友達の男の子ベンツュと犬のスーシも初登場です。

ブルンミの誕生日のために、アンニパンニはいろいろ準備をします。
でも、準備しているところを見て、ブルンミはハテナ顔。
アンニパンニに何度聞いても「ひ　み　つ」。
悲しくなって、ブルンミは家を出て行こうとしてしまいます。
誕生日にそこまでの悲しい思いをしてしまったのはかわいそうでしたが、
とても楽しい誕生会を過ごせてよかったです。

表紙をめくると、猫ちゃんがケーキを両手に持って食べています。
満足げな表情で、おいしそうです。
冷蔵庫の上のコーヒーミルのデザインが、とってもおしゃれ。
ローソクの火を吹き消すブルンミの顔が真剣で、かわいくて笑えます。
気になったのは、ベンツェとスーシのプレゼントが何だったかということで、絵の中にヒントがないか探したのですが、シリーズ全冊を読めばわかるのかな？
3才の誕生日になる子がいたら、この本をプレゼントしたいです。

今日は、ブルンミの誕生日です。
でも、ブルンミ本人が気がつくのはずっと後のこと・・・
サプライズパーティーの前は、ちょっぴり悲しい出来事がおこりましたね。
「ブルンミのため」なのでしょうが、やっぱり寂しい。
みんなにお祝いしてもらって良かったね、ブルンミ！

正直言うとよくある内容でした。誕生日でいろんな準備を秘密でして、主人公が疎外感を感じて、実は誕生日のお祝い！という展開、アンパンマンの絵本でもありました。

でも、絵が可愛いのでこどもは気に入ったようです。

ブルンミが疎外感で家出してしまうのはちょっとかわいそうだけど、読んでいる子供も誕生日だとわかっているので、うちの娘は特に悲しい気持ちにはならないままストーリーを読んでいけました。

ブルンミは誕生日なのですが・・・
自分の誕生日はしりません
アンニバンニはサプライズなお誕生日会を準備しています

ひ　み　つ　　教えてもらえません　　
だから　ひみつといて　仲間はずれされているようにおもうのですが・・・・

それは　着々とお誕生日をお祝いするための　アンニバンニの思考なんですが　　気がつかないブルンミ

こんな嬉しいサプライズに感謝ですね！