あるお話会に参加した時に、「この本子どもが大好きなんです」と持ってらした方がいて、表紙に魅かれて借りてみました。
そうしたら・・私が知ってた本だったのです!記憶の彼方にあるような大昔に読んだことがあり、それに気がついてなんだか嬉しくなってしまいました。
今読んでも決して古臭さがなく、かえって新鮮な感じさえします。
最初は屋根しかなかったものが、段々家らしくなって行く姿に子ども達も興味津々。なるほど、こうやってどんどん必要なものが加わって、家のスタイルが出来上がっていくんだな、ということがとても素直に理解できます。
もともと「かがくのとも」ということで発表された本なので、科学絵本という扱いなのだと思いますが、何かを学ぶためのテキストというより、読みものとして立派に成り立っていて素晴らしい本だと思います。