「たね、ぺっぺっ」 なかなかよいと思う みんなの声

子どもの頃、すいかの種を飲むと死んじゃうとか

盲腸になるとかよく言ってましたが、まさにそのお話。

パパイヤの種の全部食べちゃった子は

頭から木が生えてくることを少し期待します。

子どものつぶやきのような吹き出しが

読んでいてとても楽しかったです。

子どもらしい発想もおもしろかったし、

ひとりだけぽっちゃりしているこぶたちゃんが

印象的でした。

こぶたのぷくちゃんが、パパイヤを種ごと食べてしまったお話です。

友達からは、頭からパパイヤの木が生えてくるのでは？と言われ、心配になって泣き出してしまいます。

ところが、歩ける木があったら面白いなぁと思ったぷくちゃんは、木が生えてくることを心待ちにします。

気が生えてきてもいいように寝方を考えたり、何度も頭を触ってみたりと･･･とっても楽しく描かれています。

最後には、便と一緒に種が出てきて一件落着といった感じです（笑）

ぷくちゃんの面白い発想と、可愛らしい行動に思わず笑ってしまう一冊です☆

くいしんぼうのぷくちゃんは、果物を食べる時たねまで食べてしまってます。
みんなに、木が生えると言われて、わんわん泣きますが、
「歩ける木になろう」と気持ちを切り替えて元気になります。

その後の想像力の素晴らしいこと。
何でも、違う方向から考えれば、不幸なことってないのかもしれません。
そんなぷくちゃんは、きっと素敵な大人になるでしょうね。

体も大きなぷくちゃんは、いつもなんでも食べてしまいます。
そのぷくちゃんがパパイアの種まで食べてしまった。そのぷくちゃんに、みんなが「木が生えている」という。最初は驚いていたぷくちゃんだが、木が生えてくることを心待ちにするようになる。その過程が愉快にかかれています。結局便と一緒に種が出てくるのですが、ユーモア溢れるお話でした。