「おたんじょう月おめでとう2月生まれ ふくはうち」 なかなかよいと思う みんなの声

「全ページ立ち読み」で読ませていただきました

節分のおはなしかな？
でも、おたんじょうびおめでとう？？？

ちょっと、そこにこだわってしまうおばさんです（＾＾ゞ

「ふく」さんが4人！
それは、またおもしろいかも
衣・食・笑
たしかに、どれをとっても
生活するのに
困りません

でも、お断りするこの女の子・・・

本を閉じたあと
窓から覗いている4人に
「見守っててね」と
お願いしたくなりました

長谷川氏の絵がいい味だしています

中川ひろたかさんと長谷川義史さんの最強タッグの作品です。
おもしろくないわけがない！
そのふくですかあと、というふくの出現に思わずぷっと吹き出してしまいます。まだまだ寒い２月も、こんなユーモア溢れる絵本を読んで、ほっこり気分が味わえます。

２月の絵本らしい。
２月といえば、「節分」。
ということで、親子で豆をまくのです。
豆をまけば「ふくはうち」という言葉が出てくる。
そして、この絵本の中では、その言葉にしたがって、いろんな「ふく」がやってきます。
「ふくわらい」に「だいふく」「ようふく」までやってくる。
「ふく」は福でも、それはちょっと違うだろ？というのはありますが．．．こうしてみると、いろんな「ふく」があるもんだ。

最後のページには、２月ってどんな月かわかるように、いろんなことが書かれています。
旧暦の呼び名とか、２月の誕生花と花言葉、ほかの国では２月をどう呼ぶ？旬な食べ物や誕生石にいたるまで。
そっか、２月ってこういう月なのか、ってここのページが一番楽しかった。
巻末を見ると、続刊予定で１２月まで出るみたい。
自分の誕生月ってどんな月？月をこうやっていろんな角度から子どもと見てみるのは楽しいです。

節分の日に、「ふくはうち」と豆をまいたら、本当に福の神が来ちゃった！
節分に関する、夢のあるお話しですね。
食べることに困らない、洋服に恵まれる、笑いの絶えない家になるという福の神が来ても、今が幸せだからとお帰りいただく主人公、衝撃でした。
豆まきといえば「鬼は外」だと思っていたわが子は、福の神の存在を初めてしり、「来てほしい〜」と節分の日にはりきって豆をまいていました。

２月といえば豆まき。
豆まきから巻き起こるおかしなお話です。
「ふくはうち〜」の「ふく」さんのおばさん達が訪ねてくるという，何ともユーモア感ある絵本でした。
今の暮らしで十分幸せと思う父娘が微笑ましい絵本でした。

ふくはうち！はいいけれどもたしかにいきなり４人ものおばさんが来られても困りますねー。
みんな各々アピールしてたしかに役には立つのでしょうが…。
私も多分おかえり願うかと。
ラストがあっさりしていたのでもう少し何かあっても良かったなーと思いました。

「今のままでいい」
という女の子の言葉に、ホッとしました。

この子にとっては、お父さんと暮らすのが一番の幸せで
他に欲しいものなんて、きっと無いんですよね。

お話のテンポがよく、
「次はどんなふくが来るのかな？」とワクワクしました。

節分の時期に読みたくなりそうな絵本です。

節分に豆まきをしていると、
「福は内」の声に引き寄せられて福の神とその仲間が
次々にやってきます・・。
妙な「ふく」ばかりで・・、なかなか笑えます。
巻末に「2月のあれこれ」のコーナーがあって、
絵本のストーリー以外でも楽しめたりします。

　豆をまいたら「福の神」がたくさん来てくれました。ほんとうににぎやかな節分です。カラフルな絵が楽しくて、笑いながら見ていたのですが、、、。
　福の神がいつもいてくれたら、なんでも手に入るでしょう。でもそれが本当の幸せなのでしょうか。
　「いまのままでいい」という、女の子の冷静さに、ハッとしました。

　まもなく節分です。「福」の意味を考えて、豆まきをしたいなと思いました。
　２月生まれの子はもちろん、みんなが楽しめるお話です。

心があったかくなるような、しんみりとうれしくなるような
いいお話でした。そうだよね、欲張って多くを望むのではなく
今あるしあわせを大事にしたいよねって思いました。

しかし、娘に読んであげたはいいけれど、３月生まれの我が娘、
「３月生まれの本は？」と、うるさくて困りました。