4歳9ヶ月の息子に読んでやりました。時計が少し読めるようになったので、さらに細かくよむ練習になるかと思いましたが、ちょっと難しかったかも・・・。というのは、家に設置した時計の進み方がそれぞれにちがうらしく、ヒギンスさんはどれが正しい時間を示しているのかわからないのですが、それを確かめたところ、どれも同じ時間をさしていたということなのです。要は、階数を移動している間に時間が進んでいることを考慮せずに時間合わせをしようとしていた、というおちなのです。時間の進み具合を確かめるためには、第三者の時計を使う、というこれまたとても高度なテクニック。もう少しこの理屈が理解できる年頃のほうがおもしろいと思いますね。さすがに分単位でまだ時間が読めない息子には集中が途切れてしまったらしく、あまり興味を示しませんでした。時間が読めて、こういうおちを楽しめるようになったころがお勧めですね。