モノがなくて困るという経験のない今時の子に「もったいない」って伝わるんかな?と思いつつ、寝る前の息子に読み聞かせてみたところ、ちょっぴりこわい雰囲気のおばあさんの絵に身構えながら、黙ってページに見入っていました。いきなり「もったいないばあさんが くるよ」ですからね(笑)
読み終えた夜は反応も薄く、私もまぁそんなもんかなと軽く考えて、そのまま寝てしまいました。
翌朝ダイニングテーブルに、短くなった鉛筆が3本、テープでぐるぐる巻きになって転がっていました。「これって?」と尋ねると「うん、本当は色鉛筆がいいんだけど、短くて使えなくなったのは黒い鉛筆しかなくて」と言いながら、3本鉛筆で3重線を書きながら遊んでいました。あれ?真似してみた?その後、朝食で食べたみかんの皮をティッシュで包んで「これ、乾燥させといて。お風呂に入れたいから」と持ってきました。、、、完全にハマってるよこれは。やりましたよ。みかんの皮のお風呂。
もったいないという言葉は「捨てる前にひとひねり♪まだ楽しめるよ!」というメッセージとなって、1年男子のハートに魅力たっぷりに伝わっていました。遊び心たっぷりのリサイクルを一緒に楽しみたいなと思いました。