「おばあさんのうちへ」 なかなかよいと思う みんなの声

おばあさんにセーターを編んでもらおうと思って４色の毛糸を持って出かけたメイ。

だけれども、その毛糸が一つ減り、二つ減り・・・・・
もらった動物たちが嬉しそうで、返してって言えないメイ。
最後に残った毛糸でおばあさんが素敵な物を作ってくれて
ほっとします。

絵が何とも言えない位、可愛くて。
メイがおばあさんに編んでもらおうと思っていたセーターや
ベストが素敵です。

頂き物で家にあった本。

メイは毛糸玉を拾った小さな動物たちの
嬉しそうな様子を見て、返してもらうことを
あきらめます。

持ってきた毛糸玉が一つでも、
「ちょうどよかったわ」
というおばあさん。
このおばあさんの孫だから、メイは
こんなに優しい子に育ったのかもしれないなぁ
なんて思いました。

寒い季節に心がほっこりするお話です。

５歳と３歳の子供達に読みました。
特に３歳の娘はこの絵本が好きです。女の子が主人公なので、自分と重ねているんだと思います。
他の方のレビューに書かれてありましたが、確かに動物達はメイちゃんが「かえして」と言っているのに、毛糸を返しませんよね。でも私はそこで諦めて動物にあげるメイちゃんに好感を覚えます。
我が娘は、無条件に毛糸を与えるメイちゃんの寛大さや諦めを感じ取っていると思います。メイちゃんをお手本に、そういう人に育って欲しいと思います。

こどものともが好きなのでこの絵本を選びました。主人公が自分の大切な物を拒否せずに人に譲るところが素晴らしいと思いました。主人公の御蔭で沢山の人が幸せになるのに感動しました。毛糸には編み物に使うだけではなく様々な用途がある事を学べる絵本でした。心が温かくなる絵本でした。

古本屋さんでバックナンバーを見つけ、絵がこみねゆらさんだったので思わず買ってしまいました。

途中で毛糸をあげてしまう羽目になるメイ。

おばあさんに何か編んでもらうつもりなのに、どうするのかなと思いました。

それぞれの動物たちが毛糸を喜んでいるので返してほしいと言うのは言いづらい雰囲気ですよね。

私もあげてしまうと思います。

絵の優しい雰囲気が好きです。

４つの毛糸だまでおばあさんに編んでもらうつもりで出かけたのに、ひとつずつ減っていって、最後は目的のものは編めなかった、なんてちょっと残酷なオチだなとおもいつつ
でも減っていった毛糸は、ねずみや猫といった動物さんにもらわれていって、すごく役に立ってて喜ばれた、ということであれば、それも喜びよ、ということなのでしょうか。
娘は猫好きなので、猫が出てくる本はみんな好きなようです。

こみねゆらさんのふんわりと優しいタッチの作品です。
メイがもっていた毛糸が次々転がっていってしまい、最後に残った毛糸で何ができるかな・・・。

毛糸をもらった動物たちはみんなすごく嬉しそうですが、「かえしてちょうだい」と言っているのに、「わあ、素敵なもの見つけた。嬉しいな」なんて喜んでいるものだから、結局メイがあげるはめになってしまったというのが事実です。
このやりとりがもう少しお互い十分納得の上です、という感じだったならすごく楽しめたのにな、と思います。

主人公の女の子がおばあさんにセーターを編んでもらうため4つの毛糸をもってでかけるのだけれど、途中毛糸を落としてしまいそれを動物にあげます。1つあげ、また1つ、さらにまた1つあげ手元に残った毛糸はたった1つ。1つではつくれないので考えた結果・・・。（ラストは絵本を見てみてください！）

この絵本はどちらかというと女の子向けの絵本かもしれません。（男の子に読んであげてもいいと思います★）