サラ・ギブの絵がとっても幻想的で素敵です!
絶対うちの下の子の好みの絵本だ!”と、思って図書館で見つけて借りてきました。
最近に出版された作品です。
全てではないのですが、あちこちに影絵で表現している部分があり、まるで藤城清治さんの絵みたいな絵だな〜と、思いました。
(もちろん絵の質は全然違いますが、細かく丁寧な作品で、とても美しい影絵を描かれるところがにてます)
お話は一種のシンデレラストーリーですが、主人公の王女は品があって美しいのに、旅回りの王女でお金がないからものすごく何でも自分でできるたくましさがあるし、
最終的にはいろいろなお金持ちの王子や公爵の息子が登場するので、そういう人たちと結婚すると思いきや、異色な真打の「王子」がラストをかっさらっていくし……。
なかなか今までにない楽しさのあるお話でした。
お話は小学校高学年くらいから中高生にの女の子で、きれいな絵や細かい絵が好きな人に特にお薦めです。