『IMAGINE A NIGHT』が原題。
不思議な夜の世界が繰り広げられます。
カナダ生まれのロブ・ゴンサルヴェスの絵に、アメリカの作家が詩を添えています。
どの作品も、だまし絵というのでしょうか、独特の立体感があり、
一つの絵の中に、違う空間が出現します。
読者の認知・想像力とのコラボ、でしょうか。
夜の世界だけに、研ぎ澄まされた五感が、不思議な感覚を喚起します。
寝室から、畑の俯瞰とは、その鮮やかさに拍手!です。
光の当たり具合も絶妙です。
坂道の描写は、ジェットコースター並みのスリルです。
この絵の迫力、体感してほしいです。
絵も詩もシュールなので、中学生くらいからでしょうか。