「ぼく、まってるから」 なかなかよいと思う みんなの声

ストーリーはなんとなく当たり前な感じで結末がわかっちゃいますが、絵がかわいいから癒されます。そして小さなねずみとおおきなくまの組み合わせがいい感じです。くまくん冬眠してしまうためねずみくんはくまくんが大好きな菜の花の種をまきます。娘は、くまくんが冬眠するのを知らないので病気で寝込んでいると思っているようです。

なかよしのともだちになったねずみくんとくまくん。
いつもいっしょな２匹ですが…冬はそういえばくまって冬眠するんでしたね。
ともだちのくまくんが言った好きなものをしっかりと覚えていて、くまくんが寝ている間にくまくんが起きた時に喜ぶだろうとすてきなものを準備してくれるねずみくんがいいなー。
相手を想い大切にできるともだちってすてきです。

フレーベル館の月刊絵本で読みました。絵がとってもあたたかくて好きな本だったので書籍化されてうれしいですね。ねずみくんとくまくんはなかよしになりますが、冬眠しているクマくんのことをずっと思っているねずみくんの気持ちがじーんときますね。まってるから、という呼びかけも心にきます。友達ってほんとうに大切だなと感じました。

ぼく まってるから とねずみくんが言うたびに、胸がいっぱいになる優しいお話でした。
くまくんとねずみくんの出会いがかわいらしくて、息子もくすっ。
最後の場面で「くまくん、すごく喜んだやろうね〜」と素直に口にする息子がまたかわいかったです。

ふんわりとした色合いで、
心あたたまる友情が描かれています。

春夏秋冬、それぞれの描写がとてもきれいで、
大人でも楽しく読むことができました。

いつも近くにいる人を思いやること。
その人に、喜んでもらいたいと思うこと。

どうしても忘れがちですが、
その「想う」気持ちが大切なんだと
気づかせてくれる絵本です。