息子は野球をやらない。
どころか、スポーツ全般そんなに好きじゃないらしい。
だからかこの本に興味を持ってもらえず、まだ読むに至っていません。
私はといえば、野球は好きで、ルールはきちんと理解しています。
でも。
ホームランを打ったことのない人の気持ちを考えたことがなかった。
そんなに難しいのか。
神様に選ばれた人間にしか打てないって思えるほどなんだ。
私自身は小中高とバスケットーボールをしていました。
高校時代はレギュラーで試合に出続けたけれど、
試合で一度もスリーポイントシュートを決めることができませんでした。
チームプレーだから、勝手なことはできない。
でも、チャンスに何度かは打ちました。
でも、決まらない。練習ではできるのに。
自分には才能ないんだなとよくよく思い知らされました。
そのときの感覚を思いだしました。
自分の息子が、何かに躓いたとき、
うまいこと励ませる気がしません。
努力しても、報われないことがあることを知っているから。
でも、努力はしなきゃいけないんだな。
いろいろ考えさせられてしまった。
息子がもう少し大きくなって、
何かに躓いたとき、かける言葉がないときに、
この本を読ませたいと思いました。
ある程度の年齢になれば、自然と野球のルールも理解するでしょうから。