この作者の、「こうえんで……4つの話」は好きなんですよ。
でも、これはまたちょっと違った趣向の絵本でした。
最初は「シェイプ・ゲーム」って何?本文とどう関係があるんだろうと、考えてしまったのです。だって、日本には似たような遊びは幼稚園位の頃にやりますが、はっきりとしたゲームの名称はないですよね?
(つまり、ゲームの内容は、何でもいいから一人が適当な単純な絵を描く。それを他の誰かが受け継いで、何か想像しそこに描き足して、何か別のものを描くという遊びです)
作者は子どもの頃こういう遊びが好きだったのかな〜?
そして、美術館の絵、これ貼り付けとか、コンピュータ処理じゃないですよね?名画の真似がめちゃくちゃうまいです。
それだけでも、見ごたえのある、絵を見て楽しむ絵本かな、という気がしました。
なので、対象年齢は高学年以上ではないでしょうか?