「じーっと じっと」 なかなかよいと思う みんなの声

繊細に描かれたイラストがとてもリアルで、
まるでその場にいるような気持ちになりました。

うさぎの兄弟が、母うさぎをじっと待つ様子を描いた作品なのですが、
主役のキャラクターが動かないというのは珍しいですね。

最後の場面では、ホッとした兄弟の様子が伝わってきて
優しい気持ちになりました。

うさぎの兄弟が、野原で、強い動物たちから
身を守るために、とにかくじーっと動かずに
たえているというお話の絵本なのですが、
野原の絵がとてもきれいな１冊でした。
そして、小動物が強いからこそ、身を守るために
じーっと動かずにいることができるという解説を
読んで、さらにこの絵本を素敵だと思うことが
できました。
最後はおかあさんが迎えにきてくれて、おっぱいを
飲んでいるシーンなのですが、心温まります♪

兄さんうさぎの弟うさぎを守る姿に感動しました。

自な分だって心細いのに、兄さんらしく振舞っている健気な姿に感動しま

した。

家の姉妹の小さいときを思い出しました。共働きだったので、おねいち

ゃんは、いつも妹をこの兄さんうさぎのような気持ちでいてくれたんだ

と思いました。我慢したことも随分あったんだろうと今更のように思っ

ています。かあさんうさぎの言いつけを守って無事でいてくれたことに

感謝したいです。

フキとりにきたおじいさんの言葉にも「大丈夫。うさぎのかあさんは

きっと傍にいるから、そーっと　そーっと　しとこうな」

男の子のうさぎを心配して後を振り返る姿にも優しさ、温かさが感じら

れて、癒されました。うさぎさんたちのようにドキドキしっぱなしでし

た。辺り一面の緑の野原がとても綺麗な絵に魅了しました。

ちいさなかがくのともシリーズが好きなのでこの絵本を選びました。兄弟がいるっていいな！と感じられる絵本でした。判断に困った時には話し合い心細い時には隣で寄り添う姿に感動しました。どんな事があっても母親から言われた言いつけをしっかりと遵守する主人公達の姿が心に残りました。御母さんウサギの優しさも素晴らしかったです。

２匹のうさぎが、寄り添ってじっとしているのが
本当にかわいいです。
お母さんの言ったようにじっとじっと
おりこうさんしている兄弟。
時々誘惑に負けそうになりながらも
じっと耐える姿は感動します。
最後にちゃーんとお母さんが迎えにきてくれて
おっぱいをのむ２匹に安心して読み終える事が出来ました。

ちいさなかがくのとも　２００６年５月号です。

ウサギの兄弟が、お母さんに言われて、じっとお母さんの帰りを待っているお話です。

「じっとしてれば大丈夫」を呪文のように繰り返し、お母さんの帰りを待ち続けます。
何かと落ち着かない弟と、それをたしなめつつ、自分に言い聞かせてじっとしている兄。
うちの子を見ているようでした。
いろいろなことが起こるたびに、どきどきしてしまいます。
だって、捕食者に見つかったら、この兄弟は、きっと、食べられてしまいますから・・・。

子供には、そういうことは、たぶん、良くわかってないと思いますが、それでも、どきどきしたようです。

最後に、お母さんが帰ってきたときは、本当に、ほっとしました。

小さい頃、ウサギや小動物に出会ったとき、固まったように動かないのは、おびえているからだと思っていましたが、それだけが理由じゃないことを知りました。
小さな発見がちょっとうれしかったです。