タイトルを見た時、
「おおかみだって! きをつけて」という話かと思っていましたが、
おおかみも気を付けなくては・・・というお話でした。
童話の中でおおかみは大抵悪者ですが、
その悪者故に報復された、という苦い経験を元に、
おおかみも気を付けないといけないよ、と言われているのが、
主人公のおおかみです。
先人と同じ轍を踏まぬよう、
慎重に行動するおおかみ。
時代が変わるとおおかみも大変なのですね。
無理にブタとか食べなくてもいいんじゃない?
そう声をかけたくなってしまうような、
おおかみがちょっと可哀想になってしまうのでした。