よい絵本は長く読み継がれていくことを実感できる1冊です!
もう50年も前の作品だということ,納得できます。
ハリーが色々なことに興味を持ちながら散歩をして真っ黒になる姿はまるで小さな子供(人間の子供)のようで,この絵本を読んでいる子供達に共感できる部分が多々あると思います。
この絵本の人気はそこではないでしょうか。
お風呂嫌いなハリーでしたが,きれいにしてもらって気持ち良さそうに眠る最後の場面,自分のお家の心地よさが溢れ出てきます。
「外でおもいっきり遊んで,でもちゃんと安全地帯であるお家がある」子供にとって重要なことだな〜と親の私は改めて思いました。
漫画的な絵ではなくて,とてもよいです!
安心して読み聞かせできる絵本です。