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ツヴェルガーの作品を集めているときに出会った絵本。 清潔感漂う華奢な絵が、お話の雰囲気をよく醸し出している。 美しい男の子が、魔法使いにさらわれて、醜い姿に変えられ、いろいろ苦労を重ねた上、長い年月を経て、元の世界に帰れるというメルヘンの王道を行くような話で、25歳で亡くなったドイツの天才ハウフの作品だ。 絵本としては、異例の長さだが、恐ろしかったり、ハラハラドキドキしたり、ロマンティックな場面もあったりで、お話が変化に富み、長さを感じさせない。 一度話の中に入り込むと、終わるまで魔法にかけられたように現実に戻れない感じがして、魅力的だ。 ハウフの作品の中では、『コウノトリになった王様』が一番気に入っているのだが、これも絵本になって出てくれないかな。
投稿日:2015/01/11
魔法で奇妙な小人に変えられてしまったこと、知らぬうちに7年もの年月が過ぎてしまったこと、親には自分だとわかってもらえないこと、メルヘンとしての要素が凝縮されていて、スピード感があって、特上の物語です。 人間の姿をしたねずみの靴のことなど、細部の表現にも独創性があって、印象深く読み終えました。 ガチョウのミミとのハッピーエンドがあるともっと良かったかもしれません。
投稿日:2016/02/06
とても繊細な絵を描くツヴェルガーの作品ということで読んでみたかったお話です。 絵本にしては長いですが、その分読みごたえもあります。 鼻の小人の姿を変えられてしまったヤーコプ。両親にさえも気づいてもらえないのがとても気の毒でかわいそうになりました。 ただ、運命に負けずに自分の道を見つけていこうとする姿には打たれるものがありました。 昔話風な展開もあり、最後まで引き込まれました。 楽しむなら小学中学年以上からでしょうか。 絵も大人っぽくて素敵だと思います。
投稿日:2010/06/26
3歳の娘にはまだ早い…だけどなんだか気になるの。と、手にしたこの絵本ですが、はまりました。 ドイツの童話の独特な雰囲気なのでしょうか、明るすぎずにカラフル感があり、派手すぎずに華やかな挿絵がとても素敵な絵本です。 ラストはハッピーエンドの典型的な童話のイメージもありますが、読んでいくうちにどんどんと引き込まれていく、魅力のある文章で、2度・3度と繰り返し読んでもあきません。 娘にも読んであげたいのですが、さすがにこの文章でこの長さは…無理だろうなぁ。
投稿日:2008/04/23
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