「トムとジェリー アニメおはなしえほん(6) たいせつなものは…」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

表紙を見て、どんな『たいせつなもの』が出てくるのか、楽しみでした。
『大切なものはともだち』ジェリーのともだちマッスルの登場です。ジェリーがトムに意地悪されているので助けてくれます。トムも負けていません。場面ごとに大切なものを教えてくれますが、ここはやはり『トムとジェリー』の世界です。笑っちゃダメだと思いながら、ついつい笑ってしまいますが、そこに大事なものに気づかされます。

大切なものは・・・？
ちょっと気になるタイトル。
どんなお話だろう。

今回、ふたりが教えてくれるテーマは、「本当に大切なもの」。
アニメのように、トムとジェリーの追いかけっこがメイン。
でも、その中でも、大切なものが見えてくる。

たいせつなものは・・・ともだち。
たいせつなのは・・・ともだちをたすけること。
たいせつなのは・・どりょくすること。

ともだちの助けを借りながら、勝負するトムとジェリー。
ケンカをしながらも、その時その時にたいせつなものがある。

上手に練られた構成に、思わずすごい！って思った。

子どもたちにわかりやすい。
いつも追いかけっこばかりのトムとジェリーだけど、
いっぱい大切なもの、教わった。
大人でも勉強になった。

お馴染み トムとジェリーのユニークなやり取りの中に
「たいせつなのは・・・」とそれぞれのページで教えてくれます。
リズミカルな展開の中、このストレートな感じが読んでいる子供に
分かりやすいんだと思います。
生きていくうえで大事なことがｷﾞｭｯとつまった絵本、何度も読んで
あげたいです。

一番気に入ったマッスルの男らしさ、トムにもお揃いの服をあげて三人組になったことです。マッスルがジェリーに、「よくがんばったね」とマッスルとお揃いの服をあげたのはわかるのですが、トムにも同じことをしたのでとても感動しました。

たいせつなものは　
ともだち　　ともだちをたすけること　
どりょくすること　　　あたまをつかうこと　　それぞれにがんばること　
あきらめないこと
みんなでなかよくすること
ジェリーの友達の　ねずみの　マッスルはトムにいじめられているジェリーを助けてあげたます
お話の展開も　リズミカルで楽しい　たいせつなものは　７つに分けて書いてあって　オチもなかなかいいかんじ

みんなおしろいの〜　マッスルと同じ黄色とクロのシマの服きて　仲良くなってる〜

こどもにも分かりやすいおはなしです！　

トム＆ジェリーは仲良くけんかした♪このうた　なかなか的を得ているじゃない　

こちらの絵本，数ページごとに「たいせつなのは。。。」と出てきます。
当たり前のことなのだけど，大人の私からしたら今や難しいことでもあったり，忘れかけていたことでもあったり（苦笑）。
素直な気持ちでそうだったな〜と思った絵本でした。
子供向けの絵本から，はっとさせられることもありますね！

ナンセンスだ。これこそトムとジェリーだよなー。

子どもの頃にトムとジェリーをよく見てた私には、トムとジェリーが「教育的」というイメージは全くない。
ナンセンスで暴力的なおもしろさがトムとジェリーだと思う。

なので、「大切なものは」というタイトルを見て、どんな本なのだろうと興味半分、トムとジェリーの魅力がなくなっているのではないかという怖さちょっびり、あとは娘の教育に良いか知りたい気持ちでこの本を読んでみました。

感想は、「良かった。トムとジェリーのイメージ通りだ。ナンセンスだ！楽しい（≧∇≦）」

一応、「たいせつなものは○○」というテーマに沿って物語が進んでいくけど、トムとジェリーがやっていることはいつもの不条理な暴力的なケンカ。

トムとジェリーはこうでなくちゃね！！

トムとジェリー好きなら読んでて安心なおもしろさでした。

大切なものは、ともだち。

大切なのは、ともだちを助けること。
大切なのは、努力すること。
大切なのは、それぞれに頑張ること・・・。

物語の中に、グッとくるメッセージが沢山込められていました。

絵と文章が合わさって、そのメッセージの全てが際立っています。

きっとこれは、小さな子向けの絵本なのだと思いますが
大人の私が、手元に置いておきたいです。

子どもの頃に大好きだった、このコンビから受け取るメッセージは
繰り返すたびに きっと心を強くしてくれるでしょう。

素敵な絵本に、出会えました。

「トムとジェリー」シリーズ、今回はアニメでもお馴染みのマッスルが登場です。

でも、内容は絵本オリジナルでした。
特に最後は三人仲良くめでたしめでたしという予想に反した終わり方でしたが、小さい子も読む絵本としてはベストな結末に納得でした。

お話に沿って、「たいせつなのは・・」と書かれてあるのが分かりやすくて良かったです。
楽しく読みながらも、大切なことがきちんと学べる絵本ですね。

息子は特に、トムがボーリングのピンになって、そのまま電話をかけているシーンに大笑いでした（＾＾）
最初の登場人物紹介では、「いつもの倍返し、賢いジェリー」の説明におおっ！と反応。
最近出たばかりの絵本なんですね！続刊も期待しています♪

ジェリーの友だちマッスルは、ねこよりも強いねずみ。

強いといってもただ力が強いだけではなく、とてもかしこい。勇気があって友だち想いで、心がとっても強いのです。

トムとジェリーの決闘の日。
マッスルならきっと逃げ出せたのだろうけど、黙ってじっと見守る姿にグッときました！

最後の言葉も素敵だったし、ちゃんとトムの分まで用意してくれていて…マッスルかっこよすぎっ！！

マッスルのたいせつなもの、ジェリーのたいせつなもの、トムのたいせつなもの

たくさんの「たいせつなもの」を教えてくれる、強さと優しさが溢れる絵本でした。