モーリス・センダックは本当に魅力的な絵本作家だと思います。かいじゅうたちのいるところを初めて読んだときは話がなかなかわからなく絵にばかり魅力を感じていました。ですが、読み込んでいくうちに奥が深いと思いました。マザーグースの話を知らない私は一から話に入っていきました。現在は絵本ナビで感想を書いた時より気に入っています。
へクタープロテクターはオーストラリアの大学の図書館で出会いました。この絵本は2つの物語が収められています。私は訳された本は読んだことが無いのですが原書はとにかくおもしろいです。是非手に入れたい一冊だと思います。特に私が好きなのは最初の話です。文章はほとんどないのですが、絵をみて話の流れに入っていくことができます。彼の作品は一度読むだけでなく何度も読む価値があると思います。だからNURSERY RYMESなのでしょう。
1967年にロンドンで発行されているのですが、私は子どもの頃にこの絵本に出会うことはありませんでした。しかし、今出会いました。そしてセンダックの絵本に出会えて良かったなと思います。そして一人でも多くの人に読んでほしいと心から思います。それだけの価値がある絵本です。