話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜 (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • かわいい
  • 盛り上がる
新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ

壁 ベルリン ひきさかれた家族自信を持っておすすめしたい みんなの声

壁 ベルリン ひきさかれた家族 作・絵:トム・クロージー・コール
出版社:汐文社
税込価格:\1,760
発行日:2015年08月
ISBN:9784811322124
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,133
みんなの声 総数 7
「壁 ベルリン ひきさかれた家族」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

自信を持っておすすめしたい みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

5件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • ある日突然できた国境

    ベルリンの壁が取り壊されて、もう35年も経つのだと感慨ひとしおです。
    この絵本のように、家族が別れ別れになってしまったケースも多かったでしょう、強引に壁を乗り越えようとして命を失ったケースも少なくないのでしょう。
    ベルリンの壁はなくなったけれど、家族が別れ別れにされてしまうことは、今もなお起こっていることを認識しなければいけないと思います。

    投稿日:2024/08/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 忘れてはいけない

    ある日突然出来た壁。
    家族、恋人、友人達の間に立ちはだかる壁。
    多くの人達が苦しみ、命を落とした戦争が終わった筈なのに、なおも人々を苦しめる策が、考え出され、実行される。

    これが本当にあった出来事だと考えると、人間の恐ろしさを感じずにいられません。

    このお話では、子供目線で、とてもソフトに描かれていますが、それでも引き裂かれた家族の悲しみが伝わってきます。

    現在は壁もなくなり、その存在を見たことのない人も増えていることでしょう。
    けれど忘れてはいけないこともあるのだと、考えさせられる内容でした。

    投稿日:2019/08/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵本の可能性

     絵本はくまさんやうさぎちゃんだけを描く世界ではない。
     怪獣やあおむしだけが絵本の主人公ではない。
     絵本は実に広い世界を描ける、表現形態だと思う。
     例えば、昔話。しかも誰もが知っている世界であっても、絵本作家の画風によってとらえられる印象は違うし、現代風にアレンジすることもできる。
     例えば、ファンタジー。これは絵本の得意とするところ。空を飛ぶ象がいたってダンスをするカバがいたっておかしくない。恐竜と戦うのだってへっちゃら。
     例えば、今のおはなし。パパがいてママがいて、弟がいる。いや、パパのいない家庭だってあるし、ママのいない家だってある。おかしい話、悲しい話、たのしい話。なんでもあり。
     そして、この絵本のように本当にあった歴史のひとこまを絵本として表現することだってある。できれば、誰かがそばにいて、周辺のことも話せたらずっといい。
     絵本の世界は実に多様。
     絵本に描けない世界は、もしかしたらないんじゃないかな。

     この絵本が描かれたのは2014年。
     1989年11月にベルリンの壁が壊されてから25年の月日が経っていた。
     それまで描けなかったと訳ではないだろう。
     だとしたら、その月日は何を意味しているのだろうか。
     それは、記憶の風化のような気がする。
     第二次世界大戦が終わって、冷戦時代にはいっていた1961年、突然西ベルリンを包囲するように作られた「ベルリンの壁」。
    壁によって分断されたのは国家や思想だけでなく、家族や恋人たちもそうであった。
     この絵本に登場する家族もそうであった。
     父は西に、母と子どもたちは東に。
     この「壁」を決死の覚悟で越えようとする人々がいた。
     ある人は運よく、またある人は力尽き。
     そして、絵本の少年もまた「壁」を越えようとする。

     「壁」が壊されてたくさんの時間が過ぎていった。
     その時間の経過の中で、かつて「壁」を乗り越えようとした人たちがいたことの記憶が薄れていく。ましてや、小さな子どもたちは「壁」の存在そのものを知らない。
     絵本はそんな記憶をくっきりと蘇させる力さえもっているのだ。

    投稿日:2016/04/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • ベルリンの壁のお話

    このお話は、ベルリンの壁に引き裂かれた家族が壁に穴を掘って再び出会うお話でした。壁の下に穴を掘って壁を超えようとするのが看守に見つかってしまうのですが・・・この看守はいい人で見逃してくれました。うちの子も捕まってしまうんじゃないかとヒヤヒヤしながら見ていました。

    投稿日:2016/03/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • ベルリンの壁

    今は、ドイツはひとつだ。
    だが、東西に引き裂かれていた歴史がある。
    分断の物理的原因だったベルリンの壁
    それにより引き裂かれていた家族の物語が
    淡々と語られている。

    たったひとり西側にのこされた父
    その父にに会おうとする東側の母子・・。
    お互いが壁を越えよう(抜けようと)とし
    すんでのところで、行き違いを免れる奇跡的な展開には
    息を呑みます。

    フランスのテロなど
    ヨーロッパの不穏の中
    ぜひ読んでおきたい一冊です。

    投稿日:2015/12/14

    参考になりました
    感謝
    0

5件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

どうぞのいす / からすのパンやさん / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(7人)

絵本の評価(4.5)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット