「五感のえほん」というシリーズの1冊です。
絵はいわむらかずおさんです。
いわむらさんの作品で、こんなにたくさん人が出てくるシーンのページや、乗り物(車や船など)を見たのは初めてかもしれません。
(「ひとが ひとの てで はこぶ」や「おまつり」のシーンや、「ひとが きかいを つかって はこぶ」などのシーン)
「からだの なかの みち」(けっかん)も面白かったです。
なんでこのポーズで描こうと思われたのかはわかりませんが、すごくいい感じな躍動感が面白かったです。
1つ1つのページの文は短く簡潔で、それがどんな状況なのかは絵を見ればわかる。という作りになっています。
復活ドットコムからの出版ということで、調べてみたら、元々はブリタニカが訪問販売で出していたシリーズで、
作品のつくり方目の付け所とか切り込み方がすごいなぁと思ったら、
なんとこのシリーズの総監修は谷川俊太郎さんと小松左京さんでした!!
いやいや〜、ほんと復活してくれてよかった。
シリーズのほかの作品も気になるので、今度探し来るつもりです。
おはなし会やブックトークなどで、ぜひ紹介したいです。