あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)
ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?
どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
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10件見つかりました
夏の夜、男の子がおじいちゃんの家へと池のほとりを歩いています。すぐそこに見える家までの道、さまざまな音が聞こえてきます。ゆっくりとページをめくりながら娘に読み聞かせました。 「あ!この虫いまも外で鳴いてるよね!」「ほたるはカエルにたべられちゃうの?」など音だけの絵本に夢中になっている様子でした。 たむらしげるさんのあとがきもとても素敵です。
投稿日:2021/09/07
「フクロウの鳴き声?」 と聞くと 「ちがう、ホタルの飛ぶおと」 だって。 途中、絵だけのページが続いたので、子供たちに自由に、聞こえてくる音を聞いてみた。 「ちゃぽん」 「ゲゲゲ」 など、想像の音を好きに言い合って、とても楽しい時間だった。 子供たちの想像力を掻き立てる、いい絵本!
投稿日:2020/10/20
娘も大きくなり 最近は、字がたくさんある、ちょっと深めの意味を持った絵本を選ぶ傾向にありました。 で、この本です。 「夜の音」というタイトルに魅かれ、読んで見たのですが 本当に、音が「見え」ました。 夜って、しーんと静かなものだという先入観にとらわれず 耳をすますと聞こえてくる、自然の営み。 ラスト近くに登場する、池にできた美しい波紋が象徴的なのです。 そこには、文章も擬音も書かれてはいませんが 音が、聞こえるというか・・私には、見える、気がしました。 ページを繰ると ゆっくりとコマ割りみたいにうつりゆく描写(間隔)も絶妙です。 肌感覚にうったえてくるような本です。
投稿日:2019/12/12
ちょっと感想としては、外れていますが、夜道を孫一人で歩かせるおじいちゃんが、逞しいです。海中電灯を持って一人で歩くのが逞しく思いました。家の隣には、乗用車じゃあないけれど、迎えに行ける車があったので、おじいちゃんのようにど〜んと構えないといけないと反省しました。夜道を怖がって歩くのではなく、かえるお「クワッ クワッ」すずむしの「リリリリ」鹿の親子の「ピチャ」「パチャパチャ」蛍が飛び交う中、おじいちゃんの家に着きました。 静かな田舎の夜の風景の中に、響く擬音語が夜道を楽しませてくれたようです。孫の為に、カレーライスを作って待っているおじいちゃんの男気が素敵でした。
投稿日:2019/04/08
以前にも借りてましたが 感想を書いてなかった!! イラストのロボットとか印象的で 絵本だけでなく 目にする機会は多いように思います 絵も素敵ですが この作品は、「音」ですよね それも、「夜」の 絵だけ見ていても 音が想像できる カエルが食べられなくって、よかった 水面の波紋の美しさ 「カレーができているよ」 のおじいちゃんの声に カレーライスの香りまで してきてしまいます(笑 なんということのない場面で 自分も経験しているような なんでもないことだけど それを作品にしているところが 素敵ですよね 感じたことを、形に出来るって すごいです この作品の発想が 9歳の時の芭蕉の句から! というのも、これまたすごいです こどもの頃の研ぎ澄まされた感性を 持ち続けていることに 感激してしまいます なんども、ページをめくって 楽しんでいます
投稿日:2019/02/27
ファンタスマゴリアの方ですね!このような絵本も出されていたとは!この本を読むと、夜も案外いいもんだな、という気持ちにさせられます。あとがきにたむら先生の世界の広がりを感じた。私もこのような感性を持ち合わせた人間になりたい。
投稿日:2017/11/17
田舎のおじいちゃんの家に行くときに聞こえてくる夜のおと、まさにそのものが聞こえてきそうなお話です。聞こえないけど目で音が感じられるような場面もあり、面白いです。自然がいっぱいの田舎の生活になんとなく憧れてしまう理由が感じられる1冊でした。
投稿日:2017/09/24
ちょうど もうすぐ秋を迎える 夜になると 虫の声が聞こえます リリリリ リリリリー 虫たちの声に 耳を傾けると 秋が近づいて来ているのを感じます 男の子は 懐中電灯を持って おじいちゃんの家に行くのです 一人で、 家の前に池があります かえるの声 クワィ クワッ そして 遠くを走る 汽車の音 お月さま 星空 シカの親子が 池の水を人でいます 大きなコイがが泳いでいます ホタルが カエルは長い舌を出して飲み込もうとしています 夜の世界 ホーホー フクロウは カエルを餌食にしようとしているのです カエルも必死です 池の水の中に潜り込みセーフ 動物たちの世界もなかなか厳しくもあります 男の子は 夜の世界をみて おじいちゃんの家に おじいちゃんは「おいしいカレーができてるよ」 なんだか ホッとする気分です 絵本で 夜の世界を詩人のように表現しているのですね ゆったりと ゆったりと 夜の世界を楽しんでください
投稿日:2017/08/31
まず、しっかりと表紙の絵を感じてください。 夜の一軒家の前に広がる池、カエルやコイ、ホタル、フクロウやシカの気配。 男の子がこの一軒家に向かっている様子。 池の脇を通るわずかな時間に繰り広げられる、生き物たちの様子を描きます。 添えられるのは、控えめな擬音のみ。 耳を澄ませ、絵を感じる作品です。 あとがきを読むと、松尾芭蕉の「古池や 蛙飛びこむ 水の音」がモチーフだそう。 確かに、波紋のシーンは幻想的、いえ、宇宙的に感じます。 これはすごいです。 幼稚園児くらいから、体感してほしいです。
投稿日:2017/08/25
少年がおじいちゃんの家をたずねます。あたりはすでに暗く、池のほとりにたつ家にたどりつくまでのわずかの時間が描かれています。 文章はなく、音だけです。まさに、その場にいて、音がきこえてくるような気がして、読みながら息をひそめていました。ひきこまれます。 また、青がはっとするほどきれいで目をみはります。 静かに読みたい素敵な絵本でした。
投稿日:2017/07/29
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