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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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徂徠どうふ自信を持っておすすめしたい みんなの声

徂徠どうふ 作:宝井 琴調
絵:ささめや ゆき
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:2018年11月09日
ISBN:9784834084351
評価スコア 4.75
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みんなの声 総数 7
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  • 私はこの本を読ませて頂いて、とても感動しました。これは何よりもホットな気持ちにさせてくれます。これは荻生徂徠さんのお話ですが、私はこんなストーリーが大好きです。共感できるところがいっぱいありました。私はこの本を読んで、あらためて人生は素晴らしいと思いました。この本を読んでから急に豆腐が食べたくなりました。

    投稿日:2022/07/31

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  • 学問の本当の価値とは

    江戸時代、とうふを売り歩く七兵衛さんが、貧乏長屋に住んでいる学者(侍)に出会う。その人にほれ込んだ七兵衛さんと、学者の数奇な人生の話。

    学問で身を立てて、立派な仕事をして有名になる侍は、長期的な計画を実現させるため、現時点での欲求を我慢する。一方、その日暮らし的な感覚のとうふ屋は、長期的な目標はないものの、自分のできることで他者を助ける。二人は別世界に住み、価値基準もまるでちがうが、お互いに尊重し合い、助け合っていく。こういう風に人間関係を作っていったら、よい社会が実現するのではないか。

    学問がなくても、学問をすることの意義や活用法などをしっかり知っているとうふ屋さん。一方、学問をしているが、世間知らずの学者さん。身分の違い、生まれ育ちの違いがあるにせよ、お互いがお互いに学びあっているところがすごい。

    学校は何のために行くのか?
    勉強は何のためにやるのか?
    その答えは人それぞれあるが、私は自分が学生時代には納得のいく答えが見つからなかった。
    「学校に勤めている人の生活を守るために、わざと必要のないことを、難しくして、毎日通わないといけないという恐怖感を植えつけて、お金をせしめる」という、被害者妄想的な考えを持っていた。昔と違って、義務教育を受けられるようにはなったが、義務教育を生活でどのくらい生かせるのかは疑問だ。

    本当の学問、役に立つ学びというのはなんなのか。
    この絵本を読んで、考えさせられた。

    投稿日:2021/07/07

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  • 荻生徂徠のエピソード

    講談えほん(福音館書店)。
    題名を見て、徂徠?どこかで聞いたことがあるような、と思っていたら、
    儒学者、荻生徂徠のエピソードでした。
    ある豆腐屋七兵衛が出会ったのは、長屋に住む貧しいお侍。
    出世払いで豆腐などをめぐんでいたところ、豆腐屋が被災。
    そこへ現れたのが、出世したお侍、もとい、荻生徂徠だったというわけですね。
    情けは人の為ならず、そのままのエピソード。
    荻生徂徠の、学問へのいちずな姿勢と、七兵衛の度量の深さ。
    講談の語り口がじんわりと身に沁みます。
    小学校中学年くらいから、この人情、体感してほしいです。

    投稿日:2020/03/02

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  • 人情味あふれるお話

    地道に売り歩いている豆腐屋から、毎日豆腐を一丁買う浪人。
    「細かい金が金がないから」という逃げ口上を言い続けるも、疑わずに豆腐を売り続ける豆腐屋七兵衛。
    この先どうなるのだろうとどきどきしながら読んでいたのですが、浪人にお金がないと分かっても、豆腐をあげようとしたり、何かを食べさせてやりたいと考える七兵衛の情の深さに、江戸らしい人情と温かを感じました。

    浪人にとって、町人から施しを受けるのは心苦しいものだったかもしれませんが、己の志す道を捨てずに邁進するその胆力に豆腐屋は尊敬の念を持ったのだろうと思いました。

    最後はお互いの身分を超えて、友情にも絆が生まれたのではないか・・・ そんな風に感じます。
    本当に良いお話でした。

    投稿日:2019/07/02

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  • ささめやさんのほのぼのした絵がいい

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子23歳、女の子19歳

    実在した歴史上の人物をモデルにした講談師室井さんが描く、講談絵本の2作目です。
    挿絵はささめやゆきさん。ゆるふわのほんわかした絵柄が、このおはなしの主役である「豆腐」を引き立ててくれています。
    「徂徠どうふ」という名前は聞いたことあるけど、由来まではという人も、全く話を知らない人も、人情溢れた江戸っ子の優しさを、快活なリズムで伝えてくれるこの講談絵本を読めば、一発で虜になってしまうのではないでしょうか。
    個人的には豆腐屋の七兵衛さんも捨てがたいのですが、最後のほうに登場するどこを見てるかわかんない目している大工のとめ吉さんが印象的で好きでした。

    投稿日:2019/03/02

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  • 美談ですね

    てっきりおさむらいさんが豆腐代を払わずに逃げてしまったと思いこんだ私には、了見が狭いようです。
    想像を覆す美談に、改めて荻生徂徠の話だったことを知りました。
    そう考えると、豆腐屋さんが出世払いで良いと言って、豆腐やおからをただで届け続けた心意気に教えられました。
    今の世の中には有り得ないと言いきってしまったらいけないかも知れませんね。

    投稿日:2019/01/18

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  • 恩返しに感動しました

    とうふやの七兵衛のように働き者で情け深くて世話好きな者に、幸があって本当によかったと思いました。「七兵衛どののように、ひたいに汗して日々働いている人こそ世の宝だということをわすれぬようにな。」当たり前なことだけど、やっぱりそうであってほしいと思いました。20文の豆腐代とおから代にお見舞金10両と、ここにまた10両いただいた豆腐のお代だと言って渡した荻生徂徠さんの恩返しに感動しました。家事で焼けたお店まで立て直してくれました。人の情けの素晴らしさに感動しました。

    投稿日:2018/12/16

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