「ねずみくんのおくりもの」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

大好きな　ねずみちゃんの誕生日プレゼントを考えますが・・・・なかなか思い浮かばず　　　ふくろうさんに相談します

「ねずみちゃんの　いちばんすきなことをしてあげれば　よろこぶよ」

そこで考えたのが　氷で作った　ねずみちゃんの像　
張り切って作りますが・・・・　ステキな氷のねずみちゃんの像は　お日様が出てくると　とけてしまいました・・・・・

ねずみちゃんの誕生日を忘れていたと思って　　怒らせてしまうんです

悩んだねずみくん　　　良いことを思いつくのです

かしの木を　自分の前歯でけずって　木のねずみちゃんの像を造ったのです
前歯はボロボロ　体も疲れましたが・・・・・・

ねずみちゃんがは喜んでくれました
「ぼくは　きみがいると　どんなことでもがんばれるんだ」

二人の　愛が愛おしく思えました　お月さまが見守ってくれています

後書きを読んで　この絵本がどうしてできあがったかを知りました

あべやすつぐが　妻の昭子さんに贈った童話を元に作られました
涙がこぼれてきました

　絵本の愛の深さを知りました

とても素敵で学べることがたくさんあるお話だと思いました。誰かがいてくれるだけで頑張ることができる。すごく素敵なことだと思います。本当に子供たちにもこんな素敵な人と出会ってほしいですよね。人のために心を込めて何かを作り上げる。喜んでもらえることで、それがさらに自分の力となる。素敵です。

ある森に住むねずみくんは、悩んでいました。
明日が誕生日のねずみちゃんに何かをプレゼントしたいのですが、何も思い浮かばないのです。
色々考えて思いついたのは、固めた雪を丈夫な前歯で削った、ねずみちゃんの像。
でも翌朝になると、一生懸命作った像は、お日さまの光に照らされて、少し溶けてしまいました。


大切なねずみちゃんを喜ばせてあげたいと、一生懸命なねずみくん。
上手くいかないこともあったけれど頑張って頑張って、彼はねずみちゃんを喜ばせることができました。

ねずみくんのねずみちゃんを想う気持ちが、ひしひしと伝わってくる絵本です。
小学生向きの絵本かな、と思いました。

はじめて読んだときはねずみくんとねずみちゃんなんとなくわかりにくいと感じました。

でも、何度か読んでいるとねずみくんやおかねもちのねずみのだんななども関係がわかっていました。

ねずみくんが主人公なので、それに関係しているねずみさんたちはあえて名前をつけないでいたのですね。
今までの絵本は○○ちゃんとか、名前が出てきたのですが、
こうした表現もありだなとおもいました。

あたらしい表現法もいいなと感じています。

なんにもできない…けど、大好きなねずちゃんにお誕生日のプレゼントをあげたい！と頑張るねずみくん。
自分の特技を生かして、氷の塊でねずちゃんの像を作ったけれど、溶けちゃって…
めげずに頑張り「きみがいれば頑張れるんだ」と伝えるねずくんが素敵です。

何も知らずに図書館から借りてきたのですが、「後書き」を読んで涙が止まりませんでした。病気と闘いながら妻昭子さんへ送った「チュウ太の贈り物」が原作になっているとのことでした。ねずみくんの贈り物で、「ねずみちゃんの好きなことがわからなくても、おまえさんがしてあげられることを、いっしょうけんめいにすれば、きっとよろこんでくれるさ」と言ったふくろうおじいさんの言葉が素敵でした。ねずみくんが、ねずみちゃんに喜んで欲しくて何日もかかってやり遂げたねずみちゃん像にも感動しました。お誕生日プレゼントが遅くなった理由も素直に謝って仲直りが出来てよかったです。とても素敵な絵本なので、私も購入しようと思います。

全ページ。お試し読みで読みました。
ねずみくんが、いちばん大切な友だちへの贈り物を
考えて作りますが、最初のは、溶けてしまいました。
その後の努力が、見ていて心配に、なるほどでしたが
完成させます。涙ぐましいです。
おともだちのねずみちゃんの笑顔は、
ねずみくんのエネルギーの元だったのですね。
あとがきを、読ませていただき、感動しました。