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戦争中に、豹が部隊で飼われていたなんて なんの冗談だろうと思って読んだら 本当にあったお話でした。 赤ちゃんの時から人間に育てられた豹の「ハチ」は 人間が大好き。 それも、軍服姿の人には、無条件に警戒を解いていたようです。 その様子はまるでネコ。 連戦の部隊では連れて歩くことが難しくなり 上野動物園に送られて飼育されることになったハチ。 でも、そこには、戦時中の悲劇が待っていました・・。 これはもうひとつの「かわいそうなぞう」だと思います。 ただ、語り継がれたかわいそうなぞうと違い このお話には後日談というべきお話が続いていました。 ハチを一番にかわいがっていた高知出身の兵隊さんが ハチのことをいろんな人に語って聞かせ 剥製になったハチは、修理されて、今なお、戦争の悲劇を伝えているようです。 動物と人間の心の交流 戦争の悲惨さ たとえ命は尽きても、その人の心では行き続ける思い出 いろんなことを伝えてくれる 大人にも薦めたい一冊です。
投稿日:2019/01/11
児童書ではあるけれど、読み終えてとてもずっしりとした気持ちになってしまいました。 戦場で子どものひょうと出会った兵隊さんの話ではあるけれど、高知から派兵された鯨部隊だからこその物語であったような気がします。 上野動物園の悲劇を知っているものとしては、どうしてハチをそこに送ってしまったのか、タラレバのループにはまってしまいます。 一見美談に見えるエピソードですが、ハチの育ての親である成岡さんにとって、戦場での悲惨を経験したものとして、ハチは心を癒してくれる存在だったのではないでしょうか。 だからこそ、戦争の悲しみを伝えるシンボルとなり続けているのでしょう。 この本の参考文献を読み進めたくなりました。
投稿日:2020/01/12
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