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せなかをとんとん自信を持っておすすめしたい みんなの声

せなかをとんとん 作:最上 一平
絵:長谷川 知子
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,320
発行日:1996年
ISBN:9784591052280
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,682
みんなの声 総数 7
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  • しんぺい流、お父さんとの触れ合い方。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    長谷川知子さんの絵がとても物語に合っていました。
    耳の聞けないお父さんを持つしんぺい君から見た世界です。
    健常者のお父さんを持っている友達との違い、町での他人との触れ合い方の違い。
    “聞こえない”お父さんとの親子のやりとり。
    子どもだからこそ感じたものが描かれていました。

    絵は大きく見やすいのですが、文章がとても長いので、この作品を1回の読み聞かせで子どもたちに紹介するのは、時間的に長そうなのがネックです。
    テーマを作ってブックトークで紹介してみたいです。

    投稿日:2016/12/23

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  • もっと理解を広げたい

    しんぺいのお父さんは、耳が聴こえません。
    でも、しんぺいは、変だとも、不便だとも感じたことがありません。

    お父さんは、手話を使って、ちゃんと話ができます。
    けれど、道を尋ねてきたおばさんは、耳が聴こえないことを知ると、まるで言葉が通じないかのような態度をとったのです。

    おばさんの態度はもちろん酷いですが、聴覚障がい者への理解が、社会全体に浸透していないのも一因だと感じました。

    もっと、様々な障がいに対する理解、知識を広めるような取り組みや交流が必要だと思いました。
    その一歩となる一冊です。

    投稿日:2016/04/19

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  • 感動。いい本です。

    図書館で6歳の長男に読む本を探していて、下の子が偶然引っ張り出してきたこの本。表紙と中の字の多さなどチェックしこれでいいやと借りてきた本。

    ほんの題名から内容が想像できなくて、息子と「どんなお話かな?」と読み進めていくと…涙があふれそうになり声が詰まり読み進めるのに苦労しました。

    耳が聞こえないお父さんに、おばさんが道を尋ねるところは、息子も真剣に聞き入っていました。お父さんと息子、お互いをを思う気持ちに感動します。幼児向けとありますが、心の中の微妙な揺れ動きの描写がわかるようになる小学生向きだと思いました。

    投稿日:2011/10/05

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  • 最上さんの絵本「自分の木」を読んで感動しました。
    せなかをとんとん
    どんなお話かなと、思い読んでみました。

    逆上がりができた時の喜び! この気持ちを お父さんにつたえたい!
    わかる わかる 自分が嬉しいことは 誰かにつたえたいものですから

    お話を読んでいると お父さんは小さいときに病気をして耳が聞こえないのです
    耳が聞こえないと 言葉もうまく出せないのです。
    以前 保育士していたとき 両親が耳の聞こえない子がいました
    赤ちゃんの男の子は耳が聞こえます この子は 今は大人になり今はお父さんになっています

    この絵本を読んでいて しんぺいくんの お父さんへの愛情と お父さんの父親としての愛情が感じられて、感動しました

    おばさんが道を聞いたときに しんぺいが おばさんに対してお父さんを 馬鹿にされたと感じて もう攻撃するところ、しんぺいを抱きしめるお父さん 涙が出てきますね・・・
    いろんな ハンディを背負って生きていくことの厳しさ
    しかし 家族の愛情は、何よりも大切な力になると思いました
    最後の お父さんの背中に 耳をあてている しんぺいくんがいじらしく思えました。

    長谷川知子さんの絵が力強くもあり 優しくもあり 迫力もあり 好きです
    いろんな人に読んで欲しい絵本です

    投稿日:2010/06/30

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