「ねこといぬとたからの玉」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

韓国・朝鮮の民話です。金の魚を釣ったじいは、竜宮の王子を釣ったのだが、逃がして欲しい代わりにたからの玉をもらい、「ほしいものをだせ！」と言えば願いが叶うたからの玉を手に入れました。願いを次から次と叶えたから、じいは、村一番の長者どんになった。川の向こうに住むよくばりばあに騙されてたからの玉は、ばあの元にいってしまったので、ねこといぬが協力して、それにねずみ家族の協力もあって無事に取り戻すことが出来てよかったです。なによりよかったのが、ねこといぬとねずみ家族と幸せに暮らすことが出来たのが一番よかったなあと思いました。

同じ韓国の昔話として「いぬとねこ」という絵本もありますが、内容はとても似ていて、おそらく同じ話からきているのかなと思いました。

日本にも似たような昔話があるので、馴染みやすいです。
やっぱり登場するよくばりなおばあさん。笑
このおばあさんからたからの玉を取り戻そうと、必死に頑張る猫と犬がけなげで、応戦したくなります。
最後にはみんなしあわせになって、スッキリとした気持ちで終わります。
人間も犬も猫もねずみもみんな一緒に楽しく暮らす姿は、ほのぼのとした気持ちになれますね。

　韓国と朝鮮の民話シリーズのお話です。
　
　日本にとって、とっても身近な国でありながら歴史の上の問題など、遠い国の朝鮮半島。　お話の内容は、日本にもよく似た民話があるなあと思いました。こんな時代だからこそ、民話を読み解いて両国の溝を少しでも埋めるようになればと、強く願います。

　お話のラストのように、ねずみと犬とねこが（日本と韓国と北朝鮮に置き換えられるのではないでしょうか）みんな幸せに暮らせる日がくることを、一日もはやく望んでいます。