エプロン姿でお弁当を作ったと思しきパパの姿に私は釘付けでしたが笑、寝ても覚めても「はたらくくるまラブ」の2歳児は、先を読み進めたくて「はやく!つぎ!」と、大興奮の絵本でした。
遠足にお弁当を忘れるなんて、一大事!
でも、こんなふうに、こびとさんたちに、こっそり(?)お届けしてもらえたら、クラスのスターになれそうな気もします。
草ぼうぼうの道を切り開きながら進む重機に息子は釘付け。草むらを旋回するトンボも、息子には「へりぽくたー!(ヘリコプター)」に見えていたようで、そうか、そのトンボサイズの重機が懸命に働いているのか、と私も妙に感動してしまいました。
ロードローラーや、ショベルカーなど、名前の分かる車に混ざって、先がハサミのようになっている謎の重機がちょいちょい現れて、「おかあしゃん!これはなに!!!」と指さし詰問してくる息子に私もたじたじ(調べました)。
徹底的に緻密に描かれている重機と、その一方で愛らしく働くこびとさんのキュートな姿とのギャップがすごい。なるほど重機好きキッズのハートをこのように射貫くのね、とその専門性に圧倒されながら、楽しく読みました。
おたすけこびとシリーズ、息子の愛読書になる予感です。