新装版 私の絵本ろん 中・高校生のための絵本入門自信を持っておすすめしたい みんなの声

新装版 私の絵本ろん 中・高校生のための絵本入門 著:赤羽 末吉
出版社:平凡社
税込価格:\1,540
発行日:2020年05月11日
ISBN:9784582769029
評価スコア 4.33
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  • 赤羽作品がもっと好きになりました

    赤羽末吉さんが、自らの作品の舞台裏を語っています。取り入れた手法や用いた素材についても書かれているので、様々に変化に富んだ作品の数々をもう一度手に取りたくなります。
    語り口調が軽妙でユーモアに富んでいるので、多くの作家の絵本に対する評論にも嫌味がなく、その作品の選定にも赤羽さんの絵本作成とつながった感覚を感じました。
    中国を題材にした作品も多いので、取材旅行のエピソードも楽しく読み終えました。
    赤羽作品がもっと好きになる本です。

    投稿日:2024/11/24

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  • 絵本が奥深いのは・・・

    まだ読み始めたばっかりで途中なんですが
    これは、じっくり腰を据えて読みたい!
    でも、とにかく
    赤羽さんのユーモアというか
    お人柄が出ている文章というか
    とても興味深い本なもんで
    早く、皆さんに読んでいただきたい!!(笑

    いろいろな本でのエッセイや評論、絵本ができるまでーがあって
    まずは、解説や新装版に寄せて等の文章を
    読んでから読み始めてみました

    子どもに対しての考え方が素敵ですし
    とてもわかりやすい文章で
    全体を俯瞰して見ているような感じというんでしょうか

    保育士の頃
    「スーホーの白い馬」が大好きな2歳児クラスがありました
    何度読まされたことか・・・
    その頃、子どもたちのほうが
    この作品のよさを知っていたのだと思われます
    それを、教えられたんですね

    別な年のやはり2歳児クラスでは
    「おおきなおおきなおいも」が
    それはそれは大好きで
    これは、私も大好きだったので
    心底一緒に大笑いして楽しみました

    こどもが感じるーような描き方なんだ!!
    と、いまさらながら感心します

    松岡享子さんの「昔話を絵本にすること」ーという本の
    「七羽のからす」の絵本についての
    赤羽さんの作者ホフマンの解釈というか
    絵本とは、絵とはーという解説に
    なるほど・・・と、感心
    この絵本の絵とお話については
    何も知らない時に読んだ私は
    「う〜ん、外国のおはなしは、ストンとこないなぁ・・・」でした
    その理由が、こういうことなのか!?と
    今回理解するという・・・

    そうかと思うと、著名な斎藤惇夫氏や瀬川康男氏を
    ハラハラさせる方のようで
    おかしいのなんの

    と、まだここまでほんの途中なんですが
    中高生のための絵本入門にしておくのには
    もったいない!!
    1983年初版本、その次にも新装され
    今回で3回目ですか?
    既にご存知かもしれませんが
    再度、読んで、気づくことが改めてあるかもしれませんよ

    投稿日:2020/09/06

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