いつものようにチャチャっと読めず
時々「苦しく」なって、「後で読もう・・・」と
いとう作品にしては珍しく
数回に分けて読んだ作品です
気を遣い過ぎるくらい、周囲の人に気を遣う感覚
相手を思い過ぎて
自分の気持ちを素直に表せなくなってしまう
そのほうが、自分には都合がいい とか
いろいろ考えすぎて、疲れちゃいますよね
でも、子どもの中には
こういう子いるんですよ・・・ね・・・
私は、読みながら
主人公の雨音ちゃんに共感し過ぎちゃうのかもしれません
大好きな父の突然の事故死
感情がない?空気が読めない 生みの母の出現
お料理は上手じゃないけど(笑
明るく、和ませてくれる父の再婚相手
そして、自分より大変そうな廉太郎君・・・
極端過ぎのような気もするけど
刃のような言葉に
いやいやいや、そう言っちゃうか・・・と
私自身が、傷ついてしまうような感覚といいましょうか
後半のお誕生日のあたりからは、なるほど〜と感心し
また事故!?のところから
ハラハラドキドキで
瞬きせずに(笑 読み切れました!!
最後に、こうするんだぁ〜
いとう氏の最後は、爽やかです
それが大好きです
みんな、みんな、いい子なんだもの
幸せになってほしいです