息子、お気に入りの絵本。
変わり種の面白絵本ですよ。
かけだしたイス。
題名の通り、イスがかけだします!
ある時イスは思います。
僕の人生。
人に座られたまま、ここからずっと動かない人生なんていいのだろうか。
そうだ!
動けるかもしれない。
まずは前脚!
動けるじゃないか!?
次は後脚!
エイヤッ!と力を込めてジャンプをすると、外の世界に飛び出しました。
イスはとっても速いスピードで走ります。
犬もうさぎも陸上選手もイスにはかないません。
すごい速さで走るイスの噂は競馬界のサラブレッドまで伝わり、
最後には
イス たい サラブレッド
のレースまで行われることになりました。
さあ、このレースいったいどういう結末になったのでしょう?
読み終わったあとはなんだか短編映画を観たような気持ちにさせられた後、えー!また!笑と笑わせてもらえるオチ。
イスが走るというまさかのストーリーなのに、ものすごくカッコいい書きっぷりなんです!
子ども向けの絵本だったら、
?でした。?です。と優しい書き方が多いですが、この絵本は
?だった。という書き方なんです。
その言葉の効果か臨場感がすごいんです。
ドーリーさんのイラストも
イスとサラブレッドのガンバリルドルフとのレースのシーンも
どれもこれも疾走感がすごい!
だからこそ、最後のおまけがいきてきますよねー
面白いな!笑
という息子の感想でした。