4歳の娘が図書館から借りてきました。
「コウモリ」というと、なんだか怪しげで、危険で、
怖い生き物のように思いがちですが、
この本を読むと、実はそうではなさそうだ、ということが分かります。
墓地や魔女の家にしかいなさそうなイメージだったのが、
古い建物や学校の端っこに生息していたり、
昼間はゆっくり寝て夜に活動したり
お母さんが赤ちゃんにお乳をあげに戻ってきたり。
コウモリも立派に子育てしている姿に、
なんだかジーンとさえします。
今まで、コウモリ=気持ち悪い なんて思ってて、
なんだか悪かったな。
あとがきによると、作者の さんは、
コウモリへの偏見を少しでも減らしたくてこの絵本を作成されたそうです。
コウモリも私たちの住む自然界の一員で、
大切な役割を持っているのだということを、教えていただけた素敵な一冊でした。